フルメタルパニック! 登場AS紹介⑤コダール
フルメタルパニック! 登場AS紹介⑤コダール
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概要
アマルガムで使用されている第三世代型ASの一種。
機体本体の性能はM9やアーバレストと比べてもそう大差花井のだが、電子戦闘能力においてはM9に劣っているとされている。
ミスリル陣営の機体が主にM9(またはそれをベースとしたアーバレスト)なのだが、コダールに関してはソ連製第三世代型AS Zy-98シャドウであるといわれている。そのため、ミスリル陣営のASとは見た目の差が大きく、全体的にシャープな装甲が特徴的。
ただし、動力源としてはパラジウムリアクターが用いられているため、M9同様の細身な見た目をしており、人間に近いシルエットをしている。
しかし、ミスリル陣営のASとの最大の違いは、ラムダ・ドライバを標準装備しているところにある。それの発動時には頭部からポニーテール状の銀色の放熱索が放出される。
それまでラムダ・ドライバの存在を知らされていなかったミスリル陣営からはもっとも警戒すべき機体として認識されており、「ヴェノム」と呼称されていた。
『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』の時点でもまだ確かな戦術が確立されていなかったため、M9単独での戦闘は禁止されていたほどの警戒具合だった。
アーバレストもラムダ・ドライバを搭載しているが、アマルガムでは薬物を投与することによって比較的容易に発動させることガできるようになっているため、アーバレストよりも技のヴァリエーションが多く、使用頻度も高かった。
ただし、初登場時などは発動に際してオーバーヒートすることが多いという諸刃の剣でもあった。
主な搭乗者
ガウルン
アニメ登場話
第一期 5~7 15~17 20~24
第三期 1 3~4 8~13
原作登場話
全巻
ただし、『終わるデイ・バイ・デイ』以降登場するのは、コダールの発展系であるコダールmである。
スーパーロボット大戦では
登場するのはZ時獄篇、J・Wの三作品。
Z、Wにおいてはガウルンが搭乗(Wの場合序盤のみ)。ガウルンのパイロット能力、ラムダ・ドライバによる防御力、運動性、精神コマンドが合わさることで、非常に高い戦闘力が発揮されるため、なかなか手強い難敵。
リアル系の中ではラムダ・ドライバという超常現象を引き起こせる武器を装備しているため、かなりの強敵として認識されている。
対策方法としては、原作通り、かなめのアドバイスに従ってマキシマムブレイク(原作では宗介のラムダ・ドライバ初使用)を発動し、ラムダ・ドライバによって生まれたバリアを貫通するのが有効だと言われている。
ただし、Jにおいてはイベント戦だけの出番しかなく、プライヤーが直接抗戦できる機会はツメスパロボにしかないため、少し物足りない。
プラモ等は?
残念ながらプラモデルでの展開はされていない。
ただし、BANDAIのROBOT魂での展開はされている。そちらでは、ガウルンが初期に乗っていたコダール、ゲイツが乗っていた赤いコダールなど、カラーリングの違うコダールが用意されている。
また、アニメ版第三期にて登場したコダールmなども商品展開されているため、それぞれのバージョンで集めてみるのも楽しいかもしれない。