フルメタル・パニック2002年版24話の感想『ゴー・フォー・ザ・ネクスト』

フルメタル・パニック2002年版24話の感想『ゴー・フォー・ザ・ネクスト』

フルメタルパニック!第二十四話『イントゥ・ザ・ブルー』あらすじ

 とうとう始まったガウルンと宗介の決戦。ダナンの中で繰り広げられる戦い。ラムダドライバを使用した両機の戦いは硬直する。

 

 一方、悪天候のなか揺さぶられるダナンはその戦いのせいもあって傷ついていく。米軍からの攻撃も続く。そんな中、ガウルンは最後の一手、自爆に出る。ダナンを鎮めることもできるほどの威力を持ったガウルン機の爆薬。

 

 しかし、窮地に陥った彼らに一縷の希望の光が差す……。

感想『ゴー・フォー・ザ・ネクスト』

 とうとう第一期の最終話。最後の最後も手に汗握る展開で見せてくれました。最後の最後までハラハラさせられました。

 

 そのなかでも、かなめと宗介の心つながりあっているようなシーンもかっこよかったですね。かなめとテッサによって解放されたハッチのおかげで自爆から逃れたアーバレストと宗介。

 

 その作戦にはテッサもかかわっていましたが、彼がそのハッチで見たのはかなめの影でした。そのシーンにはやはり二人の中で培われてきた信頼関係のようなものが見えました。

 

 それに、そのあと宗介が叫んだ「くそ野郎」というセリフもなかなか衝撃でした。それもやはり宗介がかなめとかかわりあったからこそ出てきた言葉なのでしょう。

 

 もともと人間に対して興味が薄いような印象があった宗介が(だからと言って人の命を軽視していたわけではもちろんないと思いますが)、相手に対してそれほどの憎悪をむき出しにした、というのは彼にとって成長なのでしょう。

 

 もちろん、それが軍人としての彼にどんな影響を与えるのか、といわれるともしかしたら悪い影響もなくはないのかもしれませんが、きっと彼にとって何かプラスになることもあったんじゃないかな、と思いました。

 

 そう思ったのは、テッサが泣くのを抱きしめていたシーンでした。そこで彼は黙ったままではありましたが、じっと彼女が泣くのを見つめていました。きっと、合理的なだけで生きてきた彼にとって、それができるようになったのは、心の成長があったからなんじゃないかな、と思いました。

 

 それだけ、人の悲しみに寄り添うことができるようになったんじゃないかな、と思ったのです。

 

 そして最後、宗介はかなめを釣りへ連れていきます。基地の穴場に二人で行くのですが、その時の宗介の優しい言葉や表情には、きっと嘘がなかったと思いました。

 

 彼にとってかなめがどれほど大きな存在になっているのか、ということがそのほんの一分ほどのシーンで見えたのです。最初のころの戦争ボケの融通の利かない彼からしてみれば、それは大きな成長だったと思いました。

 

 さて、今回で最終話を迎えたフルメタルパニック!第一期。ロボットアニメでありながら、

 

 人間の内面にも深く切り込み、今では考えられない技術を当たり前のものではないとして扱うその異例さ。いろいろなところからこのアニメはすごいアニメだな、と感じさせられました。

 

 非常に見どころがたくさんの作品で、何度見ても飽きない作品だな、と思います。また見返してみて、新たな発見をしていきたい、と思う作品ですね。

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