フルメタルパニック! 登場AS紹介⑥Plan 1501 ベヘモス

フルメタルパニック! 登場AS紹介⑥Plan 1501 ベヘモス

Plan 1501 ベヘモスの概要

 アマルガムが開発した超巨大AS。通常のASの5倍であり、また、横幅も非常に大きい。

 

 これまでのラムダ・ドライバ搭載機にはベースとなる機体があったのに対して(コダーはシャドウ、アーバレストはM9)、ベヘモスにはベースとなった機体が存在しない。

 

 また、構造としても第三世代型ではなく第二世代型を巨大化させたものであるため、その点でも差異が大きいと言える。

 

 普通、これほどイレギュラーな機体が存在することはできないのだが、その無茶苦茶な構造で稼働することを可能にしているのが、ラムダ・ドライバである。そのため、ラムダ・ドライバの発動が稼働には必要不可欠であり、それが切れると同時に自壊してしまう(もちろん、整備中などにはチェーンなどで保たれている)。そのようなことも在り、稼働時間は40時間程度と非常に短い。

 コダールやアーバレストなどのように断続的にラムダ・ドライバを発動させるだけではなく、常時発動し続けていることが必要であるので、操縦には非常に高い集中力が必要になるため、乗るだけでも一苦労。サイズの巨大化から、コックピットの構造も変化しており、軽自動車サイズの球状カプセルになっているのだが、内部も比較的広めで、居住性が高くなっている。

 

 もちろん、ただ大きいだけでなく、その分戦闘能力も高い。火力が通常ASの比ではなく、通常のASではまず対抗することは不可能であり、M9をもってしても無力化するのには複数基の稼働が必要になる。自重故に動き自体が鈍重に見えてしまうが、そのサイズ故に一歩の歩幅が通常ASのそれを遙かに凌駕しているため、移動速度自体も遅いわけではない。

Plan 1501 ベヘモスの主な搭乗者

 クガヤマ・タクマ

アニメ登場話

 第一期 11~12

原作登場話

 『疾るワン・ナイト・スタンド』 『つづくオン・マイ・オウン』
 『つどうメイク・マイ・デイ』 『ずっとスタンド・バイ・ミー』

スーパーロボット大戦では

 Z時獄篇・天獄篇、J・W、Vにおいて登場。

 

 原作ではラムダ・ドライバを搭載した超巨大ASであるためそれなりの脅威として描かれていたわけであるが、スパロボ上ではなかなか不遇な扱いを受けていることがある。

 

 たとえば、設定上ラムダ・ドライバが発動していなければ自重で自壊してしまう、という設定が生きているために、Z天獄篇ではラムダ・ドライバ無効の効果がある「妖精の翼」のせいで自滅してしまう、というようなケースだ。

 

 また、機体サイズが他のAS同様にSとして設定されていたJでは、シリーズ史上類を見ない超巨大なSサイズユニットになってしまうなども、その不遇な扱いをのぞかせる。

 

 W以降は見直されて、Lに改められたため、適切な扱いを受けることに。

プラモ等は?

 プラモデルの展開は残念ながらまだ無い。また、ROBOT魂などでもまだ商品展開はされていないので、今後に期待。やはりアニメでの登場が一度きりであるため、商品展開されるに至っていないようである。

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