フルメタルパニック! 登場AS紹介④Rk-92サベージ

④Rk-92サベージ概要
ソ連製の第二世代型AS。東側諸国においては主力機体とされているため、ミスリルの面々も数多く相手してきた。また、A21や、こだわりのある革命家たちの集い、などのテロリストが使用していることもある。
丸みを帯びた卵形の胴体と、カエルのような頭部が特徴的。構造自体は単純で、かなり丈夫であることから信頼性が高いことから、多少の無理な操縦なら可能である。
ヘルマジスタンで戦闘活動に明け暮れていた時には、宗介もRk-92サベージに乗ることが多かったため、彼はRk-92サベージの操縦に関してはトップクラスの実力を持つ。それもあって、彼はしばしばこのRk-92サベージでむちゃくちゃ機動を繰り広げていた。
Rk-92サベージの機体構造の単純さは、整備の容易さ、故障の起こりにくさなどにも寄与している。性能自体ではRk-92サベージはM9に遠く及ばないものの、堅牢性に関してはRk-92サベージに分があると言っても過言ではない。また、最大作戦行動時間も230時間と非常に長いことなども特徴としてあげられる(M9は150時間)。
ただし、デメリットとして、電子兵装に関してはRk-92サベージは最低限のものしかついていないことなどが挙げられる。もちろんECSなどもついていない。それに加えて、ガスタービンエンジンの騒音が非常に大きいため、静粛性に欠けるということから、隠密行動には向かない機体であると言える。
油圧系の駆動系を持っているため、重量がかさむというところもデメリットとしてあげられることがある。しかし、そのおかげで規格外の重量に対して強い、ということもある。
Rk-92サベージ主な搭乗者
相良宗介 各国の軍隊など
アニメ登場話
第一期 4~7 9~12 15~17 19
第三期 1 3~5
原作登場話
『戦うボーイ・ミーツ・ガール』 『疾るワン・ナイト・スタンド』
『終わるデイ・バイ・デイ』 『踊るベリー・メリー・クリスマス』
『燃えるワン・マン・フォース』
スーパーロボット大戦では
Zシリーズ(時獄篇・天獄篇)、携帯機J・W、Vに登場する。
だいたいはサンドカラーのカエルが直立したような見た目の、あまり強くない機体(おそらく原作での立ち位置を再現しているため)。
アマルガムの傭兵、テロリストたちが乗る機体として登場することが多く、ミスリルの人間が乗ることは非常に稀。
しかし、天獄篇、Vにおいては、長編において登場する宗介が白いカラーリングを施した機体「クロスボウ」としても登場する。
クロスボウとして登場する際には、改造値がアーバレストを引き継ぐわりに、改造費用がアーバレストより安いことや、カスタムボーナスがあることなどから、単機の火力で考えるとなかなかスペックは高い方だといえる。
宗介のミスリルでの二つ目の専用機であるレーバテインを手に入れるまでの期間は、クロスボウが非常に使いやすいロボットになるとして、重宝されている。
プラモ等は?
残念ながら、プラモデルキット化はされていない。
ですが、バンダイのROBOT魂の方では商品化されており、グレーカラー、サンドカラー、クロスボウ(色は白が基調)の三種類で展開されている。