フルメタルパニック! 登場AS紹介⑩Plan1211 アラストル

Plan1211 アラストル概要
Plan1211 アラストル第三世代型ASを元にして作られた、対人用のAS。Plan1211 アラストルは基本的な構造自体は第三世代型ASと変わらないのだが、サイズが2m強なので、人間サイズにまで小さくなっている。ただし、サイズ以外は特に人間らしいというわけではなく、どちらかというとASに近い見た目をしているので、金属丸出しになっている。
そのため、Plan1211 アラストルは誰かの前に登場してくる際にはトレンチコートのようなものを着て出てきている(そのまま歩くとあまりに気味が悪いため)。そのため、外見としてはかなりの大柄な男に見える。
Plan1211 アラストルの開発者はウィスパードであるレナード・テスタロッサで、作中で登場するときにもだいたい彼の護衛という形で登場している。基本的にはマスター(作中では主にレナード)の指令によって行動を取るが、あらかじめプログラミングしておくことでその通りの行動は撮ることができる。
Plan1211 アラストルはアルが遠隔操作していた際は(アラストルのサイズではAIを搭載することはできなかったため、衛星回線を通して遠隔操作していた)、アル自身が操作していた。
動力源は第三世代型ASと同様のパラジウムリアクターである。ワン部に12.7mm機銃が装備されているほか、行動不能になった際には自爆できるなど人間とは一線を画する戦闘能力を持っている。
また、身体能力は人間のそれを優に超えており、もちろん耐久性も人間とは比べものにならないため、人間の圧蹴る武器では破壊することは困難を極める。ただし、弱点として関節部のもろさがあるため、もちろん困難なことではあるものの、そこを狙って攻撃すれば行動不能に追い込むこともできなくはない。また、通常のASとの戦闘になればまずサイズの面でディスアドバンテージがあるため、勝つことは困難である。
Plan1211 アラストル主な操縦者
無人機であるため、操縦者はいない。
しかし、レーバテインを失った後のアルが体として遠隔操作していたため、ある意味では操縦者と言えるかもしれない。
Plan1211 アラストルのアニメ登場話
原作登場話
『終わるデイ・バイ・デイ』 『踊るベリー・メリー・クリスマス』
『つづくオン・マイ・オウン』 『つどうメイク・マイ・デイ』
『テッサのお墓参り』
スーパーロボット大戦では?
Z時獄篇・天獄篇、Vに登場している。
ただし、無人機であり、人間サイズのASであるため、NPCとして登場するのみである。そういう登場の仕方なのだが、時獄篇では、原作通り、玉蘭の命を奪うシーンで登場している。やはり、物語上なかなか重要な役割を担ってはいるので、そのあたりではどうしても欠かせないようである。
Plan1211 アラストルプラモ等は?
登場回数としてそこまで原作でも登場していない上に、ASの中で唯一人間サイズのものだったということで、どうやらプラモデル化はされていないようだ。
また、ROBOT魂などでもリリースはされていないので、今後の商品化が期待される。
しかし、人間サイズということもアルので、これは果たしてROBOT魂のほうで出るのかSHFiguartsの方でリリースされるのか(どちらも魂シリーズでリリース元は同様)、そのあたりは結構悩ましいところではないだろうか。