フルメタル・パニック!TheSecondRaid12話『燃える香港』のあらすじと感想

フルメタル・パニック!TheSecondRaid12話『燃える香港』のあらすじと感想

フルメタルパニック!TSR 第十二話『燃える香港』あらすじ

 香港では、北と南の内戦が始まろうとしていた。一方、宗介は新聞で見たメッセージから、ある場所へと導かれていく。そこで彼はある人物に会う。

 

 それは、海で絶命したはずの男、ガウルンだった。重傷を負ったガウルン。彼は宗介に会うために、騒動を起こしたというのだ。

 

 彼はそこでアマルガムの名を口にする。ミスリルとは真逆の紛争を起こすこともいとわない組織。ウィスパードの秘密も彼の口から語られる。そして、そこでガウルンの口から語られたのは、宗介の目に人間としての迷いがある、ということだった。

 

 一方、ミスリルではアーバレストの出撃の時が迫っていた。

感想

 物語はクライマックスへ向かっていきます。

 

 テッサの台詞には泣かされました。宗介を信じる強い気持ち。マデューカスをも黙らせるその強い言葉。もしかしたら、宗介とかなめの出会いから、テッサも少し変わったのかもしれません。

 

 元々テッサはどちらかというとダナンという艦を操るという点では、優れていました。けれど、艦長として、隊を動かすということに関しては、まだ彼女は成熟していなかったのかもしれません。

 

 もちろん、それは彼女の能力が低いからでは無く、優しすぎたから、というのがあると思います。でも、今の彼女は、それに合わせて、戦場で生き抜く力、仲間を信じ託す気持ちというのも強くなったと思います。

 

 みんなを救うために、賭けに出ることもいとわない勝負強さを、彼女は身につけたのだと思います。かなめという一人の少女を巡って起きた出会いが、どれだけの人間を変えたのか、ということがうかがえますね。

 

 ミスリルのSRTの面々が非常に強く奮起される一方、宗介は再び深い悩みの渦にたたき落とされることになります。ガウルンは本当に嫌なかき乱し方をしてくれます。というか、ガウルンがあの状況でもまだ生きていたことに驚きです。

 

 今回ですらまだ生きているんじゃ無いか、と思わされるくらいの悪運の強さです(さすがに今回こそは本当に旅立ったと思いますが)。

 

 さすがに無傷とは行かなかったガウルンでしたが、その悪意の強さ自体には全く変化が見られませんでした。宗介を苦しみの中にたたき落とした時の彼の表情といったら、本当にぞっとさせられるものがありました。

 

 彼の口からも語られた宗介の変化。私はそれが良い変化、というか人間としての成長のように感じていたのですが、どうやらガウルンの目にはそうは映っていなかったようです。むしろ、彼に取っては招かれざる変化だったように語られていました。

 

 でも、私はやっぱり思うのです。迷いの無い目で人をあやめていた彼は、やっぱり人間じゃ無かったんだろうな、と。人としてで無く、人をあやめる武器として育てられてきた宗介。

 

 彼に取っては選ぶまでも無い道だったのかもしれませんが、しかし、人として成長した彼だからこそ、今テッサが信じることができる人間になったのだと思います。彼は、まるで聖人のように人をあやめることを繰り返す兵器で無くなったからこそ、信じられているのだと、そう思うのです。

 

 さて、次回、そのテッサの信頼が吉と出るのか、凶と出るのか。とうとう三期も最終回を迎えるわけですが、やっぱり目が離せませんね。

コメント
コメント投稿

コメント ( 必須 )

お名前 ( 必須 )

メールアドレス ※公開されません ( 必須 )

サイトアドレス ( 必須 )

CAPTCHA


トラックバック
トラックバックURL
error: Content is protected !!