DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 第6話のあらすじと感想『思わぬ再会』

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 第6話 『密着リスヴァレッタ警察24時!』
運び屋を追って張り込みをしていたダグとキリル。
しかしなかなか動きはなく、彼らは一旦引こうかと考えていた。そんな彼らに、カジノで起きた事件への応援要請が入る。
そこで暴れる男は何らかの組織の幹部だと言って暴れていたのだ。だが、トラヴィスはその事件に警察24時!の取材が入っているということを知っていたため、あまり彼らを向かわせたくはなかった……
ダグたちはその男のもとへ向かう。彼は、酔っ払って妄言ばかりを吐くだけだった。ダグは一応アンセムを使用していないかの検査をする。結局彼はなんの問題もなく送り返された。
だが問題はそれでは終わらなかったのだった……。
【感想】
今回はアンセム絡みの事件があったというわけではありませんが、物語の中では大きな進展がありました。
という、大事な話をする前に一つだけ今回の面白かったポイントを。二人の勘違いが続いたままの会話です。
あれはなかなか面白かったですね。
まるで某芸人のネタを見ているような気がしました。ああいう勘違いしながらの話は難しいものです。
それぞれ別のことを言っているのに会話を成り立たせる、というのは至難の業だということはわかるでしょう。
犯人が捕まるまでそれで会話が成立してしまっているんですから脚本家さんには脱帽箚せ得られてしまいます。
さて、というわけで本題に入っていきましょう。
今回新しいキャラクターが登場しました。しかもかなり重要なキャラクターになりそうです。
その人物というのは、ダグは追っていた犯罪者を見つけたその場面で見つけた、キリルが探し続けていた女性、ミラ。
彼が刑事になった理由には、彼女を探すということも含まれていたんですね。今まで彼のヒーロー願望があっただけのように思っていたので少し意外でした。
でも、それだけでは終わらないのが驚きでした。その彼女がデリックの店で働いていて、
さらに、その姉が男だったなんていう事実まで明らかになってしまいます。
しかも、名前まで違っている始末。一体これがどういうことなのか、ということは明かされないまま、今回の話は終わってしまいました。
とはいえ、これがただただダグが騙されていただけの話、として終わってしまうようなそんな単純な話ではないことは確かでしょう。
もしかしたら、彼(と言っていいのか彼女、と言ったらいいのかは少しわかりませんが)は何らかの事件を操作するために女性に扮している、ということもあるのかもしれません。
今の時点では彼の正体はまだ明かされていないのでなんとも言えませんが、なんの理由もなく、ただただ女のふりをしていた、ということも考えづらいでしょう。
完全に憶測にはなるのですが、彼の声優さんの演じ方としても、そういう影、というか秘密みたいなものがありそうなキャラクターだということは想像できます。
これはいくつもアニメを見てきたからこその考え方なのかもしれませんが……。
さて、物語は大きな局面を迎えました。
彼が一体アンセム事件にどんな関わりを持っているのか、ということが今後大きな鍵になってきそうです。というわけで、次回にも乞うご期待。