コップクラフト アニメ 第7話 解説と感想「原作3巻はエグすぎる?オリジナルストーリーが気になる第7話」

第7話「#7 GIRLS ON ICE」あらすじ
ティラナが囮捜査で入ったデートクラブにやってきたのはある市長候補の政治家であった。
解説と感想「原作3巻はエグすぎる?オリジナルストーリーが気になる第7話」
第7話の感想
この第7話は、原作3巻がベースとなっています。
興味を持たれた方は原作のほうもぜひ!#コップクラフト #copcraft pic.twitter.com/T8bQdxEui6— ガガガ文庫 (@gagaga_bunko) August 19, 2019
第7話は原作小説第3巻の内容が地上波で放送するにはエグすぎるため、第3巻の内容をベースにアニメオリジナルストーリーが放送されました。
事件はまだ解決していませんが、個人的にはやはり原作小説第3巻の内容のほうが面白いと思いました。
今回も原作小説と比較し感想や考察を交えながら解説をしていきます。
原作小説第3巻のネタバレが読みたい方はこちらをご覧ください
第7話と原作小説第3巻の比較
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ティラナのサンテレサ市警刑事としての初めての潜入捜査が描かれているという点は共通です。
またティラナが地球世界にきてからセマーニ人の友人を得るというところも同じ部分です。
原作小説ではナイアス・メイベルという少年と交友を深めるのですが、アニメではゾーイと交友を深めていました。
アニメのセマーニ人は白人と似ていて少し判断がつきにくいのですが、ゾーイの元へ戦装束を纏ってやってきたティラナを見て、ゾーイが長剣をクレーゲと呼んでいたことからゾーイもセマーニ人だと予想できます。
原作小説でも市長選に出馬予定の政治家モダ・ノーバムという人物が登場します。
モダ・ノーバムは娘のノルネと2人暮らしですが、アニメでの彼のポジションに置き換わった人物がコール・モゼリーメとマーラ・モゼリーメ夫妻だと思います。
モダ・ノーバムとコール・モゼリーメ両者共に『セマーニ難民の貧困問題』に取り組んでいることからコール・モゼリーメもセマーニ人なのかなと考えています。
アニメのコール・モゼリーメはエロ親父になっていましたが、原作小説のような展開になるのならば妻のマーラが怪しいとミスリードさせ、実はコールが黒幕だったなんてこともあるかもしれません。
アニメのティラナは性格もやや違う
原作小説を読んでいるとティラナの貞操観念はかなり高く、アニメのように髪を触られたり顔をなめられたりという素振りをされただけで相手を叩き斬ります。
アニメでは手を出さず耐えていたシーンがとても違和感があり、やはりアニメのティラナと原作のティラナは違うのだなと思ってしまいました。
ゾーイの正体
アニメ第7話でゾーイの正体がわかったので、オープニング映像で以前から誰?と疑問に思っていた人物がゾーイだとわかりました。
ティラナと友人となったゾーイは写真が趣味で、高級クラブの顧客情報を裏でコール・モゼリーメに流していました。
新しい家の家賃などはそこから得ていたということですね。
結局ティラナがゾーイを問い詰め説得を試みましたが、彼女と和解する前に何者かによって暗殺されてしまいました。
ティラナがこれまで信じてきたセマーニ世界の正義とこれまでの事件を通して得た地球での正義で葛藤し、ゾーイを説得するシーンが見たかったです。
アニメの展開では「友達だったのに」と涙を流すティラナの姿も少し物足りなさを感じてしまいました。
もしかしてこの事件は第7話で終わり?
コール・モゼリーメという政治家の不祥事が発覚し、ティラナとマトバたち警察はコールを検挙しようと躍起になり、ゾーイは裏でコール・モザリーメへと顧客情報を流しており、コール・モザリーメはその情報を流出させることでマスコミを巻き込んで捜査の妨害を行いました。
ゾーイが何者かに雇われた殺し屋に始末され、それを知ったコール・モゼリーメは検挙できなくなるのでは?と可能性を妻のマーラ・モザリーメの仕業だったというのが第7話の物語でした。
ティラナは友人を説得することも救うこともできず、刑事としてコール・モゼリーメを検挙できないという1つのどうにもならない話になるのかなと予想しています。
結末を最後まで見たいのですが、もしかして第7話の続きがないのではとも考えてしまっています。
第7話の解説と感想は以上です。
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