コップクラフト アニメ 第6話 解説と感想「コップクラフトで1番くだらないエロ本窃盗事件」

コップクラフト アニメ 第6話 解説と感想「コップクラフトで1番くだらないエロ本窃盗事件」

第6話「#6 NEED FOR SPEED」あらすじ

マトバが逃走したトラックを捕まえると、その荷台にはある書籍が大量に収納されていた。

出典:TVアニメ『コップクラフト』公式サイト STORY より

解説と感想「コップクラフトで1番くだらないエロ本窃盗事件」

第6話の感想

第6話は原作小説を読んでいてもコップクラフトいで1番くだらないと思ってしまう『エロ本窃盗団事件』をマトバとティラナが追うことになりました。

 

この回は事件が主として描かれているのではなく、マトバとティラナの距離感が描かれています。

 

今回も原作小説と比較し感想や考察を交えながら解説をしていきます。

 

原作小説の世界観や登場人物について知りたい方はこちら

 

原作小説第2巻のネタバレが読みたい方はこちらをご覧ください

 

今回の主題は事件ではない?

これまでの事件を通してバディとして信頼を得てきたマトバとティラナですが、マトバがティラナが自分の家に居候していることを気にしており、ティラナの家探しをマトバが行っています。

 

しかしセマーニ人を受け入れてくれる不動産がなかなか見つかりません。

 

そしてマトバの愛車であるクーパーSが廃車になってしまったことで、マトバが浴びせた罵詈雑言をティラナが真に受けてしまい、微妙な距離感になってしまいました。

 

原作小説をではこのことから仕事でも必要な事以外ティラナがマトバと接触しなくなったり、夜はセシルの家に泊まるという事が増え、マトバも気にする様子が描かれており、どうなってしまうのかなと思うところがありました。

 

アニメの演出では1話にエロ本窃盗団の事件とティラナの家探しを入れてしまっているため、このあたりの微妙な距離感はわかりませんでした。

 

マトバの愛車のクーパーSは作者の賀東招二の愛車がモデル

 

 

 

第6話で廃車になってしまったマトバの脚はクーパーSについてTwitterで作者である賀東招二がモデルは自分の愛車だと明かしています。

 

原作小説にも載っていなかったのでうれしい情報です。

 

特別風紀班がエロ本窃盗団を追うこと理由

アニメ作中でも主任のビル・ジマーがマトバたちを罵るという形でエロ本窃盗団を追うことになった経緯を説明していましたが、少しわかりにくかったので捕捉しておきます。

 

マトバが所属する特別風紀班でもポルノ本について扱っていますが、内容が法に触れるようなものの場合のみです。

 

今回のエロ本窃盗団が運んでいた大量のエロ本は法に触れるものではありません。

 

普段ならば窃盗課などの他の部署に回される事件なのですが、大量のエロ本だけが盗まれたという事件はサンテレサ市警でもバカバカしい事件と思われており、率先して追おうという者はいません。

 

犯人が乗っていたエロ本を乗せたトラックとマトバが盛大なカーチェイスを繰り広げ、トラックを横転させた事から、他部署から苦情が殺到し一緒にこのエロ本窃盗事件を押し付けられてしまいました。

 

そのため原因となったマトバとティラナにビル・ジマーが直接この事件を担当するように命令していました。

 

トニーが巻き込まれた理由

マトバは囮捜査の際に麻薬関連を扱う仲買人の『ケイ・マトベ』という裏の顔を持っています。

 

特別風紀班に所属する者はほとんどマトバと同じように裏の顔があり、マトバの場合は麻薬を扱っているのに、エロ本の売人として囮捜査を行うのは厳しいと考え、その日の事件を知らず遅くに出勤してきたトニーが巻き込まれることになりました。

 

犯人が仲間割れを起こした理由

取引当日に犯人が仲間割れを起こしトニーを人質に逃走してしまった理由は、アニメでは説明がなく何かトラブルが起きたとしかわからなかったところなので捕捉しておきます。

 

仲間割れを起こしたセマーニ人ではない男の正体は、窃盗の手助けをしていた別のグループです。

 

セマーニ人が少人数で窃盗から密輸までの段取りをつけ、トニーと取引をする予定でしたが、その取引の話を聞きつけた別グループが分け前をよこすように乗り込んできたのが取引当日のやり取りです。

 

そこへマトバたちサンテレサ市警が突入したため、別グループがトニーを人質に取り逃走してしまいました。

 

第7話はアニメオリジナル

 

既に公式Twitterなどで告知されていますが、第7話の内容は原作小説3巻の内容が過激すぎるため、アニメオリジナルエピソードが放送されるそうです。

 

 

第6話の解説と感想は以上です。

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