コップクラフト アニメ 第5話 解説と感想「吸血鬼事件解決!ファルバーニ語のやり取りがみどころ!」

第5話「#5 LONESOME VAMPIRE」あらすじ
押収した棺桶を調べると、そこにはセマーニ人のミイラが収棺されていた。そのミイラを調べると・・・
解説と感想「吸血鬼事件解決!ファルバーニ語のやり取りがみどころ!」
第5話の感想
コップクラフト第5話はすごいファルバーニ語の量でしたね。
Twitterのほうでも原作者の賀東招二さんやティラナ・エクゼティリカ役の吉岡茉祐がコメントしています。
コップクラフト、五話は大変な回だった…(ファルバーニ語的な意味で)
— 賀東招二 (@gatosyoji) August 5, 2019
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ありがとうございました!!
尋常じゃない量のファルバーニ語でしたねw
ちゃんと追えましたか?笑笑
では、また次回!#コップクラフト— 吉岡茉祐 (@yoshioka_mayuC) August 5, 2019
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アニメ第5話で『吸血鬼事件』も解決となりました。
原作小説では第2巻の前半までに該当しています。
アニメ第5話はほぼ原作通りに展開していますが、第3話でデニス・エルバジが「ニバの書」の一部を知っているという描写がカットされているため、事件の裏でうごめいていた陰謀の印象がやや違います。
今回も原作小説と比較し感想や考察を交えながら解説をしていきます。
原作小説の世界観や登場人物について知りたい方はこちらを
原作小説第2巻のネタバレが読みたい方はこちらをご覧ください
事件の黒幕
密輸取引の押収によって吸血鬼のミイラが見つかり、その吸血鬼が復活しサンテレサ市を恐怖と混乱に陥れたという事件ですが、この事件はただ吸血鬼が暴れたという訳ではありません。
裏では死人操りの術(ミルディー)を使う術師が糸を引いていました。
黒幕はゼラータだと予想できるのですが、原作小説のほうでは明らかにされてはいません。
しかしアニメではエンディングでの『CAST』の項目にゼラータとあるので黒幕はゼラータで間違いなさそうです。
『吸血鬼事件』の真相
『吸血鬼事件』の真相をまとめると以下のようになります。
吸血鬼事件まとめ
- 表向きは密輸された吸血鬼のミイラが復活し、ケイ・マトバとティラナが退治した
- 黒幕はゼラータだった
- セマーニ世界から吸血鬼のミイラを地球世界に密輸させるよう手配したのもゼラー
- ゼラータの目的は吸血鬼が知っている『ニバの書』の全容を知る事
- 復活を果たし、逃亡中の吸血鬼に手を貸し『ニバの書』について聞き出そうとするが、吸血鬼に拒まれ失敗
ゼラータが事件に関わっていたことはマトバとティラナは知らず、ただ吸血鬼を退治しただけです。
またアニメ第3話でエルバジとティラナが相対しているシーンで『ニバの書』についてエルバジが一部の内容を知っているという描写がカットされているため、黒幕がゼラータだとわかっても、ゼラータが何故『ニバの書』の内容を知りたがっているかがわかりにくくなっています。
『ニバの書』とは?
『ニバの書』は吸血鬼がまだ反映していた古い時代に書かれた予言書です。
予言の内容にセマーニ世界と異世界が繋がる事や両世界を繋ぐ『ミラージュ・ゲート』の事、その後に現れる戦士の事などが予言されいると作中で断片的に情報が明かされています。
ゼラータはこの『ニバの書』の内容を知ることを目的としており、原作小説では吸血鬼とのやり取りのシーンで、エルバジに従っていたのは『ニバの書』の一部を知っていたからだとも明かしています。
ゼラータは『ニバの書』から『ミラージュ・ゲート』の原理を知り、その門を閉じる方法を探しているのではないのかなと考えています。
吸血鬼がゼラータとの取引を拒んだ理由
マトバとティラナそしてSWATたちによって追い込まれてしまった吸血鬼はそこでゼラータから接触があり、ニバの書の内容を教える代わりに逃亡を手伝うという取引を提案されました。
しかし吸血鬼は人間と戦をしていた古い時代に生きていたこともあり、自分も戦士だという自負があります。
戦士と術師の考え方の違いから「取引を持ちかけるよりも戦士として戦って情報を引き出してみせろ」と吸血鬼はゼラータの取引を拒み最後の戦いへと赴きます。
第5話の解説と感想は以上です。
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