コップクラフト アニメ 第11話 解説と感想「暴動やデモの様子が現実と繋がってしまって生臭い」

コップクラフト アニメ 第11話 解説と感想「暴動やデモの様子が現実と繋がってしまって生臭い」

第11話「#11TRANSITIONAL CRISES」あらすじ

マトバとティラナは市長候補であるドミンゴ・トゥルテに会いにいく。

出典:TVアニメ『コップクラフト』公式サイト STORY より

解説と感想「暴動やデモの様子が現実と繋がってしまって生臭い」

第11話の感想

第11話で市長候補銃撃事件を追うマトバとティラナそして特別風紀班のメンバーたちは徐々に捜査の成果を上げ、襲撃した実行犯とマーラ・モゼリーメとの関係にまで辿り着きました。

 

しかしそこにFBIのロナルド・チャン捜査官がマトバたちの前に現れ彼に拘束され乗せられた車にはゼラータの姿があり、とてもいいところで第11話は幕を閉じました。

 

作中でアニメでは描かれていない原作小説第5巻の内容がやや物語の中に入っているなと思ってしまいました。

 

原作小説第5巻の要素

原作小説第5巻はマトバとティラナがサンテレサ市に現れたセマーニ世界の狼を追う物語なのですが、その中でマトバの過去や地球世界とセマーニ世界の間に存在する秘密結社『イオタ騎士団』なる組織の存在が明らかになり、更にはティラナの兄もその騎士団の構成員の1人だったということがわかってしまいます。

 

アニメ第11話で原作小説第5巻に近い展開をしているなと思ったシーンはケビン・ランドルがマトバにメールを読んでくれたか?と打診してきたところやマーラ・モゼリーメが合っていた人物が元海兵隊でマトバも参加していたセマーニ世界との戦争に参加していたという点です。

 

原作第5巻の内容をカットしてアニメは物語が進行していたので、マトバの過去やティラナの兄のことなどには触れずにいくのかなと先の展開を予想していましたが、こういった形で触れてきたのかと少し驚きました。

 

ゼラータとの因縁の決着も気になりますが、この市長候補銃撃事件が解決した際にもっと深い闇が明らかになるのかなと予想しています。

 

内容は面白い展開なのに作画が…

コップクラフト放送開始から決して俗にいう神作画というアニメではありませんでしたが、総集編を挟んだ第10話から第11話と作画が酷いと感じてしまう部分が多いです。

 

アクションシーンや止め絵の連続、セリフと口の動きがあっていないなどと割り切ってはいるのですがどうしても気になる部分があり「惜しい」と思ってしまいます。

 

作中で描かれている政治的問題

市長候補銃撃事件では移民や民族問題をテーマに事件が展開し、地球世界とセマーニ世界は共にあるべきなのか?それとも両世界は共存していったほうがいいのかという命題をサンテレサ市という都市とマトバとティラナとの関係という2つの視点から描かれています。

 

ただ演出上暴動やデモなどのシーンが描かれ、皮肉にも現在騒がれている現実に寄せてしまっていることがアニメに没頭できない生臭さだと思います。

 

側面の1つとしては作品のメッセージ性として捉えることもできますが、単純に面白いと判断するにはマイナス要素だと個人的には思っています。

 

物語的には最終局面を迎えるというのに、現実の事が頭をよぎってしまってはもったいなかなと個人的に考えています。

 

一部で佐藤拓也さんが出演していたことが話題

マトバとティラナを拘束し車に乗せたFBIのロナルド・チャン捜査官のCVを佐藤拓也さんが担当していたことが一部で話題になっています。

 

コップクラフトを観ていなかった方も観れば良かったなどという言葉も見つけられるほどです。

 

ファンにはうれしい配役ですね。

 

刑事ドラマの醍醐味

第11話まで物語が描かれ、これまでにマトバとティラナが関わってきた事件の1つ1つが大きな事件へと繋がろうとしている構成が刑事ドラマの醍醐味のようでここは素直に面白いなと思う点です。

 

コップクラフトは原作小説のあとがきを読むとわかるのですが、アニメではなく海外ドラマを意識して書かれているところがあります。

 

アニメオリジナルの展開も含まれましたが、アニメでは放送していない要素なども取り入れられ、物語のラストへの期待が高まっており、非常に楽しみです。

 

 

第11話の解説と感想は以上です。

関連記事
error: Content is protected !!