コップクラフト アニメ 第10話 解説と感想「内容は面白いが非常に惜しいと思ってしまう第10話」

コップクラフト アニメ 第10話 解説と感想「内容は面白いが非常に惜しいと思ってしまう第10話」

第10話「#10 COCK ROBIN, JOHN DOE」あらすじ

市長候補であったネイサン・カーンズが演説中に撃たれた。その犯人について、ジマーはある可能性を示唆する。

出典:TVアニメ『コップクラフト』公式サイト STORY より

解説と感想「内容は面白いが非常に惜しいと思ってしまう第10話」

ベースの物語は原作小説第6巻

 

第10話は総集編を挟みましたが第9話の続きのお話となっています。

 

コール・モゼリーメや彼の妻マーラ・モゼリーメなどのアニメオリジナルキャラクターが多く登場し、地球世界とセマーニ世界が共存状態にあったサンテレサ市が政治的に分断されようとしています。

 

ベースの物語は原作小説第6巻の内容だと思いますが、第7話がアニメオリジナルの展開となっており、そのキャラクターたちが都合上登場しているので、続きがどうなるのか楽しみです。

 

しかし総集編が挟まってしまったときにやや不安でしたが、第10話はセリフと口の動きがあっていなかったり、アクションシーンがそこまで動いておらず迫力が足りなかったりと惜しいと思ってしまう部分が多々ありました。

 

第10話の魅力は容疑者を絞り出すマトバの手腕

コール・モザリーメが撃たれ、現場に入っていたテレビ局の録画映像から容疑者を絞り出すマトバの刑事としての手腕が今回の見どころかなと個人的に思っています。

 

アクションシーンもあるのですが、ラストに向かって物語が展開しているのでもう少し頑張って欲しかったところです。

 

今回マトバが壊した車は『メッサーシュミットKR200』

 

毎度のことですが、事件ごとに車を壊していくマトバですが、第10話でコール・モザリーメが撃たれその容疑者を追う最中に協力を求め借りた車は『メッサーシュミットKR200』という車種のようです。

 

メッサーシュミットというと飛行機のほうが一般的には有名なようですが、ドイツの軍用機メーカーのメッサーシュミット社が生産した車ですので、外見がコックピットのような形をしていました。

 

一応タンデムシートが搭載されているようですので、2人乗りできるようです。

 

バイファート鋼についてのティラナの説明シーン

 

第10話の作中で容疑者の使っていた銃にバイファート鋼が使われていたことから、特別風紀班の面々を集めティラナがホワイトボードを使ってバイファート鋼を説明するシーンがありました。

 

軽々と普段来ている服が本人が来ていなくても変化していた点や実際にはかなりの重量を持っていたことは驚きの事実です。

 

しかし重量があるのにティラナの疾走や飛び降りたときなどは服が舞い上がるのだなとやや不思議なところを考えてしまいました。

 

実際に特別風紀班のメンバーにティラナの外套を渡し重さを確かめているという流れのシーンでしたが、ジマー主任のアップだけで終わってしまいましたね。

 

個人的にはトニーがどんな風に持っていたのか見たかったです。

 

またティラナに外套を返す際にも軽々手渡していたように見えてやや不自然さを感じてしまいました。

 

しかし銃をカメラに変化させることができるとはミルディだけでもかなりの技術ですね。

 

事件の背後で動く死人操りの術師

地球世界とセマーニ世界が政治的に分断されそうになっているサンテレサ市の今後も気になりますが、やはり死人操りの術師であるゼラータとの決着シーンにも期待しています。

 

ただし原作小説第5巻に出てくるティラナの兄の伏線を回収していないので、ティラナの兄に関しては触れずにいるのかなとも予想しています。

 

あとはやはりアニメのティラナは原作小説第3巻の内容を体験していないティラナなので、彼女の本来持っている正義と刑事としての正義の2つをまだ理解していないようなところがあるので、アニメ版と小説版のティラナには大きく印象が違うものと個人的に思ってしまいました。

 

 

第10話の解説と感想は以上です。

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