コップクラフトをアニメを見る前に小説版1巻について概要と登場人物(ネタバレ無し)

今回コンプクラフトがアニメ化されるにあたって小説版の概要や登場人物について書かせていただいております。

 

コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADEDについて

 

 

『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』は『フルメタル・パニック!』シリーズや『甘城ブリリアントパーク』シリーズを代表作に持つ、賀東招二によるライトノベルです。

 

『快楽天』や『ウルトラジャンプ』の表紙イラストで有名な村田蓮爾が担当。

 

2009年からガガガ文庫(小学館)より連載が開始され、2019年6月現在では6巻まで刊行されています。

 

また2019年7月よりアニメの放送が予定されています。

 

今回はその『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』の小説第1巻を紹介していきたいと思います。

 

 

INTORODUCTION

 

一五年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。
その向こうに存在したのは、妖精や魔物のすむ奇妙な異世界「レト・セマーニ」だった。
「サンテレサ市」。二〇〇万を越える両世界の移民が住む都市。
雑多な民族と多彩な文化。そして持てる者と、持たざる者。
ここは世界で最も新しい『夢の街』。
だがその混沌の影には、数々の犯罪がうごめいていた。
麻薬、売春、武器密売。
それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちが、サンテレサ市警察に存在していた……。

刑事ケイ・マトバと異世界人の騎士ティラナ
性別も性格もそして「生まれた世界」も違う二人が出会うとき、事件は起きる。

二つの世界 二つの正義 その先に―――

バディポリスアクション開幕!

出典:TVアニメ『コップクラフト』公式サイトより

 

はじめに

 

『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』は著者の賀東招二による竹書房ゼータ文庫より出版された『ドラグネット・ミラージュ』をリニューアルしたもので『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』の第1巻と第2巻がこのリニューアル部分に該当します。

 

作者あとがきではそのことについても触れられており、大きな変更部分はヒロインであるティラナの年齢や性格をマイルドにしたとのこと。

 

今回は『ドラグネット・ミラージュ』の内容には触れず、『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』のみの紹介をします。

 

またあとがきでアニメ化などではなく、実写での海外刑事ドラマを強く意識しているところが見られ、登場人物もヒロインのティラナ以外はタフガイな刑事のおっさんが多く登場します。

 

巻末には『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』が海外ドラマとして放送されそれをノベライズ化したものだという嘘あとがきが添えられており、キャストや放送スケジュールまで細かく書かれています。

 

あとがきまでを含めると作者が『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』という物語の世界とコップクラフトが海外連続ドラマとして放送されている世界の2つを想像しているところが非常に面白いです。

 

 

第1巻の内容を紹介する前に

 

第1巻の内容を紹介する前に『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』の世界観を説明します。

 

INTORODUCTIONで記載されているように昨今流行りの異世界が登場しますが、異世界ものではありません。

 

ある日、なんらかの原因で太平洋上に超空間ゲートが開かれ、文明・文化・宗教観念・人種・物理法則さえも地球のものとは全く異なった異世界『レト・セマーニ』と地球がゲートによってくっついてしまいます。

 

それによって地球とセマーニ世界とで戦争にまで発展してしまいます。

 

そんな世界の混乱が起こったのは15年前のこと。

 

2つの世界間で起こった戦争は一時的に収束し、お互いに条約を交わし世界は一応の安定を取り戻しましたが、両世界から大量の移民が発生し、倫理観の違いから犯罪は絶えません。

 

主に物語の舞台となるのはゲート付近にセマーニ世界から地球上に現れた『カリアエナ島』のサンテレサ市です。

 

第1巻はサンテレサ市警の刑事である主人公ケイ・マトバがとある事件に巻き込まれ、セマーニ世界から派遣されてきたティラナ・エクゼティリカと出会い、バディとして関係を築いていく物語です。

 

簡単に言ってしまうと『コップクラフト  DRAGNET MIRAGE RELOADED』は異世界という謎の要素のある刑事もので、第1巻は主人公であるケイ・マトバとヒロインのティラナ・エクゼティリカが共に事件を追いバディが発足するまでの物語が書かれています。

 

 

登場人物・キーワード

ケイ・マトバ

サンテレサ市警、巡査部長そして特別風紀班(バイス)の刑事。

 

特別風紀班とは麻薬や武器の売買、売春組織などを取り締まりを主とし、その性質上、囮捜査・潜入調査を日常的に行っているサンテレサ市警の特殊部署です。

 

闇取引の市場ではケイ・マトバも『ケイ・マトベ』という偽名でドラックの仲介人という顔を持っています。

 

また元日本の陸上自衛隊に所属していた過去を持ち、15年前の戦争を直接経験しています。

 

刑事としては良くも悪くも我先に行動を起こし、銃火器や車にロマンを感じ、足を使って地道な調査を繰り返すという少々昔の刑事ではあるものの、腕が立ち、同僚たちからの信頼も厚い人物です。

 

長年の刑事の勘というものを培っているものの、ケイ・マトバはそれだけでは行動せず、その根拠を追及するという姿勢を見せるところが特徴的です。

 

ちなみに1巻での彼の愛車はBMWが生産する新ミニの初期モデル、〇二年式のクーパーS。

 

愛銃はSIGザウエル、P226。

 

作中内でケイ・マトバの使うこの銃にも思いの力『ラーテナ』が宿っているとティラナ・エクゼティリカから指摘されています。

 

職場ではマッチョでタフガイな刑事で通しているケイ・マトバですが、猫アレルギーなのに怪我をした猫を自宅で保護し飼っているという優しい側面もあります。

 

ティラナ・エクゼティリカとはサンテレサ市警の特別風紀班の主任であるジャック・ロスの一存で共同捜査をすることになり、価値観の違いから顔を合わせれば口喧嘩が絶えず、一度は喧嘩が発展しお互いの武器を突きつけるなどといった場面もありました。

 

ティラナ・エクゼティリカ

セマーニ世界にあるファルバーニ王国の騎士。セマーニ人。

 

セマーニ世界では警察や正規軍といった概念はありませんが、それに近しい組織ファルバーニ王国の『ミルヴォア騎士団』と呼ばれる近衛部隊が存在します。

 

ティラナ・エクゼティリカはその騎士団の準騎士(バルシュ)で、地球とセマーニ世界で結ばれた条約に基づいて誘拐された妖精を保護するためにサンテレサ市に派遣されます。

 

本名はティラナ・バルジュ・ミルヴォイ・ラータ=イムセダーリャ・イェ・テベレーナ・デヴォル=ネラーノ・セーヤ・ネル・エクゼティリカですが、非常に長いため日ごろはティラナ・エクゼティリカと名乗っています。

 

10代の少女の外見をしていますが、セマーニ年齢では27歳。

 

地球の年齢に換算するとおおよそ20歳前後です。

 

セマーニ世界で使われる『ファルバーニ語』にはp音の子音がなく、ポリスのことをボリスと言っていたりと節々で異世界出身者であることが描写されています。

 

荒事には騎士らしく長剣(クレーゲ)を用いた近接格闘を得意としていますが、異世界由来のいわゆる魔法『術(ミルディ)』にも精通しており、戦いの際にファルバーニ製の鎧を術によって纏ったり、筋力増強などを行って常人ならざる動きを見せます。

 

また術を使った後に発生する残り香の『ラーテナ』を嗅ぎとる能力があり、ケイ・マトバと彼女が直面した事件の捜査に役立つ場面が多々あります。

 

ケイ・マトバのことを度々ファルバーニ語で『恐るべき子猫』という意味の『ケー・イマトゥバ』と呼び、内心馬鹿にしているところがあります。

 

ケイ・マトバがそのことに気づくのは作中では1巻の後半部分になり、違和感はあったもののずっとその呼び名を流していました。

 

ちなみに車に乗る事が苦手で、ケイ・マトバはそれに気づきわざと車を荒く運転するような描写もありケイ・マトバとの関係はあまり良好ではありません。

 

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