ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第8話 あらすじと感想「終局まであとわずか!第8話の内容を解説」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第8話 あらすじと感想「終局まであとわずか!第8話の内容を解説」
  • 第8話「VSイマジネーター 5」あらすじ

飛鳥井仁のことで相談にやってきた衣川琴絵の様子が、最近になって急に変わってしまったことを知った末真和子。

衣川と直接会って受けた印象もあり、衣川が変わってしまったことに対して、

どうしても違和感を拭うことのできない末真は、真相を突き止めるために、飛鳥井のもとを訪ねる。

飛鳥井に対して、本当は衣川が変わってしまった理由を知っているのではないかと問いかける末真だったが、

飛鳥井はそんな問いかけに動じることもなく、自らの目的を淡々と語り始める。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト より

感想「終局まであとわずか!第8話の内容を解説」

原作改変部分は大丈夫なのか?

今回は『ブギーポップには笑わない』には珍しくバトルシーンがあり盛り上がっていくかなと思いきや、VSイマジネーター編が終わりへと近づいているにも関わらず淡々としていていまいち盛り上がりに欠けるという印象を受けました。

 

谷口正樹が操られた衣川琴絵と対峙し、霧間凪が現れ洗脳を電撃で解くというシーンは場所や結果が原作小説と違います。

 

原作小説ではあのシーンは路地裏で行われ、銃の発砲音や騒動から警察沙汰になってしまいます。

 

衣川琴絵の変化によって素行の悪さが周りから目立っていたのですが、ドラッグで犠牲になった友人を助けるために彼女なりに動いたという都合の良い解釈がされて変化はそのせいだという理由づけが行われます。

 

ちなみに犠牲になった友人というのは飛鳥井仁が最初にイマジネーターの能力を使ったドラッグで身体がボロボロになってしまった少女の事です。

 

アニメでは谷口正樹が襲撃を受けたのは改装中?の地下街のように見えます。

 

この辺りの辻褄合わせは今後どうなるのか気になります。

 

VSイマジネーターの原作小説に関してはネタバレ解説記事をあげていますので、作中でわからなかった部分があったかたはこちらをご覧ください。

 

 

末真和子VS飛鳥井仁

衣川琴絵の変化を知って末真和子は飛鳥井仁と直接話をしました。

 

この辺りの描写も飛鳥井仁の秘密を知っている末真和子と飛鳥井仁として接するかイマジネーターとして接するか揺れる飛鳥井仁とのやり取りの緊迫感に期待していましたが、やはり淡々と描写されわかりづらいなと感じました。

 

飛鳥井仁が末真和子に語った「私は世界を変えようと思っている。人の心に欠けているものをなんとかして埋めてやろうと、そう思っている。その方法として人の心に花の種を植え付けるというのを考えている」というものがイマジネーターの目的です。

 

ちなみに末真和子の心の欠けている部分は花でした。

 

飛鳥井仁の言うバランスを持った少女とは誰のこと?

飛鳥井仁が末真和子に話した計画の中で「なにひとつ形にはなっていなくて、どの思いも何ひとつ叶えられていない。だがそれゆえに全ての要素を持っているというバランス」という計画の鍵となる少女のことを話していました。

 

これは織機綺のことです。

 

飛鳥井仁が以前見かけた事があり、自分に欲はなく統和機構の命令のみをこなすという部分で先のセリフと一致しています。

 

イマジネーターVSスプーキー・E

衣川琴絵の件でスプーキー・Eを直接排除する動きを見せた飛鳥井仁はとうとうスプーキー・Eと対峙しました。

 

回想がわかりづらかったですが、飛鳥井仁の父親も統和機構の行っていた実験によってアレルギー症状やショック症状を起こして亡くなっています。

 

飛鳥井仁はそのことに対して「あの人は本当に運がなかった」と言っています。

 

統和機構に関しては飛鳥井仁が作中で語っていた通り、人が次の段階へと進化することを管理しようとするシステムです。

 

飛鳥井仁はイマジネーターとして計画を全世界で行うにあたって組織的なバックアップを必要と考え、スプーキー・Eを無力化し統和機構さえも乗っ取ってしまおうとしました。

 

そしてスプーキー・Eから攻撃衝動を取り除くことには成功しましたが、スプーキー・Eがこれまで考えていた電気刺激を自分に使うとどうなるのか?という好奇心のため自滅してしまいます。

 

この結果から飛鳥井仁はスプーキー・Eを隠れ蓑にすることはできなくなり、統和機構から派遣される次のエージェントを怖れ、この街だけでも人の心を平等に保つという処置を施そうとします。

 

次回はそろそろブギーポップの出番かなと予想しています。

 

第8話の感想・解説は以上です。

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