ブギーポップは笑わない 第5話 あらすじと感想「遂にスプーキー・E登場!今回はわかりにくかったので解説を」

ブギーポップは笑わない 第5話 あらすじと感想「遂にスプーキー・E登場!今回はわかりにくかったので解説を」
  • 第5話「VSイマジネーター 2」あらすじ

日本の高校に進学するため、海外から日本へと戻ってきた霧間凪の母親違いの弟でもある谷口正樹。

姉からのアドバイスに従って、学校ではあまり目立たないように過ごしていた正樹だったが、

ある日、同級生たちから因縁をつけられてしまう。

街中の路地裏で正樹を取り囲む同級生たちに、ふいに一人の少女が声をかける。

まるで正樹の身代わりを買って出るかのように自らを差し出そうとする少女の名前は織機綺。

正樹はこの出会いをきっかけに、織機との距離を少しずつ縮めていくのだが……。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト より

感想「遂にスプーキー・E登場!今回はわかりにくかったので解説を」

もったいない

『VSイマジネーター』は人を幸福に導くために人の心を変える第2のイマジネーター飛鳥井仁という存在と電気を操り力業で対象に目標を植え付け都合の良いように動かすスプーキー・Eという人物が、『人の心を変えてしまう』という点で共通しそして対となる存在です。

 

更にVSイマジネーターの物語はイマジネーターになっていく飛鳥井仁織機綺に一目ぼれしてしまった谷口正樹、そしてある秘密を抱えながらも谷口正樹に恋をする織機綺という3人の物語が絡み合って1つの物語になっています。

 

大事なところだけ登場するブギーポップとスプーキー・Eの戦闘シーンまであるので期待もしていました。

 

原作既読の私から見てもアニメの描写ではテンポがはやすぎてわからないまま終わってしまったという印象を受けました。

 

原作小説の『VSイマジネーター』が面白いだけにとても残念な部分です。

 

もっと丁寧にやった欲しかったと思っています。

 

原作小説のネタバレ解説はこちらをご覧ください。

 

 

谷口正樹って誰?

谷口正樹は霧間凪の血の繋がらない弟です。

 

霧間凪が父の霧間誠一の姓を名乗っているので苗字が違います。

 

アニメでは「姉の凪に言わせると…」の一言で関係性を示していたので、わかりにくかったかもしれません。

 

ちなみに第2話で末間和子が霧間凪の家を訪ねた際に玄関で応対してくれたのが谷口正樹です。

 

原作通りの部分とアニメオリジナルの部分

谷口正樹と織機綺の出会いのシーン、織機綺が谷口正樹が不良達になぶられているところに現れ自分の服を自ら破くというシーンは原作通りにやるのかな?と思っていました。

 

第4話の飛鳥井仁視点の描写では織機綺が谷口正樹の背に隠れていたのでわからなかったのですが、このシーンは原作通りでした。

 

谷口正樹は原作小説では帰国子女ですが、学校の彼を嫉む男子達からのあだ名は『留学生』です。

 

何故かそういう風に呼ばれていると原作小説には書いてありますが、そのまま使うとアニメのテンポでは更にわけがわからなくなると思うので、アニメ作中では谷口正樹の事を『帰国子女』『転校生』と呼ばれています。

 

またアニメオリジナルとなる部分ですが、谷口正樹と織機綺のデート先が映画館から水族館へ変わっていました。

 

展開は全く同じですが、映画を観る際も今は座席予約等があるのでその辺の配慮かなと思います。

 

ただ水族館のネーミングが『SUGOI AQUARIUM』となっていたので笑ってしまいました。

 

突然の( ^o^) ホモォ

安能慎二郎が谷口正樹と同じように「あれは、一目惚れだったのだ」と語りだしたところでは笑ってしまいました。

 

この辺も原作通りの表現です。

 

安能慎二郎は自分に芽生えた感情の正体が気になり、谷口正樹を強く見ている様子を周りからいつの間にか一番谷口正樹を嫌っている人物として認識されてしまっています。

 

安能慎二郎は何がしたかったのか?

谷口正樹と織機綺の初めての出会いの場でもあり、飛鳥井仁がイマジネーターを初めて名乗った冒頭の喧嘩のシーンは安能慎二郎が用意したものです。

 

谷口正樹を嫉む後輩達をけしかけ、後輩を裏切り谷口正樹を助けて仲良くなる口実にしようと考えた作戦でした。

 

しかし飛び出すタイミングを計っているうちに飛鳥井仁が現れてしまい、結果は失敗に終わり失恋した安能慎二郎は織機綺の悪い噂を耳にし、行動を監視していたところでスプーキー・Eに捕まってしまい洗脳を受けてしまいます。

 

丸くて金髪の背が高い人は誰?

統和機構に所属する合成人間のスプーキー・Eです。

 

次週に説明があると思いますが、第1話~の物語でエコーズを捕らえ研究していた機関です。

 

エコーズを再現するために合成人間は量産されており、スプーキー・Eはマンティコアと同じような存在ですが、マンティコアほどの成功例ではなく、どちらかというと失敗作に近い存在です。

 

電気を操り人を洗脳するという特殊能力を持っており、第5話作中でも安能慎二郎に洗脳を施し自分の実験対象としました。

 

しかしその洗脳も飛鳥井仁によって解かれてしまい、更にブギーポップと接触し戦闘になってしまい片耳を切られてしまいます。

 

そんなスプーキー・Eと織機綺の関係ですが、それは次回のお楽しみです。

 

NEWS

「夜明けのブギーポップ」編と「オーバードライブ 歪曲王」編がアニメ化が決定しました。

 

更に「夜明けのブギーポップ」編は全4話を2時間特番で2月23日(土)から放送されます。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

 

 

 

第5話の感想・解説は以上です。

 

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