• ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第3話 あらすじと感想「早くも3話で事件は解決!次はやっぱりあの話?」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第3話 あらすじと感想「早くも3話で事件は解決!次はやっぱりあの話?」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第3話 あらすじと感想「早くも3話で事件は解決!次はやっぱりあの話?」
  • 第3話「ブギーポップは笑わない3」あらすじ

姿を消してしまった紙木城直子を心配する田中志郎は、

風紀委員の当番をしていた新刻敬に彼女を見ていないか尋ねるが、今日は見ていないと言われる。

またサボっているのではと言う敬に対して、

志郎は直子がここ最近毎日学校に来なくてならない理由があったことを告げる。

そこに話を聞いていた早乙女正美が、行方がわからないなら霧間凪に聞けばといいと口を挟む。

直子と凪は中学からの友人であり、もしかしたら何か知っているかもしれないと告げる。

三人は凪を探し始めるのだが……。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト より

感想「早くも3話で事件は解決!次はやっぱりあの話?」

第3話にして早くも原作小説1巻の内容が終わる

第3話にして原作小説の『ブギーポップは笑わない』というタイトルの第1巻の内容が終わってしまいました。

 

原作を知らずに視聴していた方は頭の中が?となってしまったのではないでしょうか。

 

原作既読者としてもこの展開はもったいないなという場面がいくつかあり、少し残念に思います。

 

ちなみに原作小説第1巻を読んだ場合もいわゆる『世界系』の物語ですので、残された謎はわからないままにされています。

 

原作小説を読むと物語の内容には満足しつつもまた違った疑問を抱きます。

 

確かに『ブギーポップが笑わない』にあたる内容はブギーポップの活躍する場面がほとんどなく盛り上がりには欠けるのかと思いますが、初回1、2話と連続して放送するならばもう少し尺を長くとって欲しかったなと個人的に思います。

 

ブギーポップと言えば『ニュルンベルクのマイスタージンガー』なのですが、どこに行った!?と思ってしまいました。

 

キャラクターの整理とちょこっと解説

マンティコアを拘束するブギーポップ

出典:TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

アニメ第3話までの物語では多くのキャラクターが登場します。

 

原作小説では各々のキャラクター視点での物語が章毎に展開され、全てを繋ぎ合わせると1つの物語になるような構成になっています。

 

第3話までに登場したキャラクターはブギーポップ、宮下籐花、霧間凪、末真和子、武田啓司、新刻敬、紙木城直子、早乙女正美、田中志郎、百合原美奈子、エコーズと数が多く把握するだけでも大変なのではないでしょうか?

 

ブギーポップと霧間凪は今回の事件の全貌を把握しています。

 

百合原美奈子はマンティコアに喰われ隠れ蓑として表での姿に使われています。

 

第3話までの物語だと彼女が明確な敵です。

 

また早乙女正美は百合原美奈子の正体を知り、人喰いだということがわかっていてもマンィコアに協力するという姿勢をみせていました。

 

敵の仲間ですね。

 

エコーズが例外でこの事件の元凶でもあり、実際のところ正体がかなりあやふやです。

 

人を裁定するという使命をエコーズは持っているため味方かと言えば、言い切れないところがありますが、エコーズもマンティコアと敵対しているため霧間凪と協力関係にあります。

 

その他のキャラクター達はこの事件に巻き込まれてしまったという部分が強いです。

 

事件を断片的にしか本人達も知らず、何が起こったのか正確に把握しているキャラクターがほとんどいません。

 

もしかしたらこの事件への感想はアニメの視聴者に最も近いのが彼らかもしれません。

 

アニメではわからない部分なのですが実はブギーポップの標的である世界の危機の正体はマンティコアやエコーズではなく早乙女正美です

 

残念だった部分

田中志郎は紙木城直子と付き合っていた

出典:TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

田中志郎と紙木城直子の関係はしっかりと描写して欲しかったと思います。

 

田中志郎は第3話で唐突にでてきて、マンティコアに直面しみっともなく声をあげて逃げた思っていたら弓でマンティコアに止めを刺すという美味しいとこどりをしているよくわからないキャラクターになっていました。

 

後の物語でも(アニメだとそこまでやるかはわかりませんが)登場するキャラクターなので、ここはしっかり描写して欲しかったです。

 

霧間凪も彼女はスタンガンを使うイメージがあるので使ってほしかったなと思います。

 

正直なところエコーズが情報を天へ報告するシーンは思っていたよりしょぼかったです。

 

更にマンティコアがただの人喰いから感情が生まれているという彼女の心理描写がカットされていたため、彼女をかばった早乙女正美を失った悲しみで発狂するというのが伝わらなかったのではないのかなと考えています。

 

アニメオリジナルの要素

アニメ版で追加されていた田中志郎にブギーポップが語り掛けるシーン

出典:TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

これも田中志郎の事なのですが、事前にブギーポップが田中志郎に接触し、マンティコアに止めを刺す理由づけを行ってしました。

 

アニメ版では少なくとも事前に打ち合わせのようなものがあったのかなと考えることもできるシーンが足されていたため、マンティコアに止めを刺すシーンの唐突さを和らげていたと思います。

 

ただ展開が早すぎて唐突でしたが…

 

VSイマジネーター

エコーズとマンティコアを巡る事件は第3話にして終わってしまいましたが、ブギーポップが浮かび上がっていた同じ時期に実はいろいろな事件が起こりブギーポップと霧間凪はそれぞれに奔走しています。

 

ラストシーンで水乃星透子がでてきていたので続編にあたる『VSイマジネーター』の話がやるのかなと予想できます。

 

第3話の感想・解説は以上です。

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