ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第12話 あらすじと感想「霧間誠一の昔話!後半からは事件の真相へと近づく展開に」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ 第12話 あらすじと感想「霧間誠一の昔話!後半からは事件の真相へと近づく展開に」
  • 第12話「夜明けのブギーポップ3」あらすじ

霧間誠一のもとに届いた一通の手紙。その手紙には、

自らの死を予言する言葉とともに、霧間誠一への感謝が綴られていた。
霧間誠一の本と出会ったことで、ずっと隠してきた生まれもった才能を少しずつ世に現そうと考え、

その結果、社会の敵となってしまったことから、最後にお礼を述べるために手紙を送ったという。
この手紙のことが気になった霧間誠一が、友人である榊原弦に調査を依頼すると、手紙の差し出し人は

手紙を送った翌日に命を落としており、彼には本当に不思議な能力があったことが明らかになる。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト より

感想「霧間誠一の昔話!後半からは事件の真相へと近づく展開に」

第12話の内容

第12話の前半パートでは霧間誠一のことが描かれていました。

 

少しわかりにくいのですが、時間が少し遡り霧間凪がまだ小学4年生の頃のお話です。

 

霧間誠一の元についた一通のファンレターをきっかけに彼の読者には特殊な能力を持った人間がいることがわかります。

 

更に榊原弦に調査を依頼したところファンレターの送り主は奇妙な事件を起こしていました。

 

そして霧間誠一はこれまで送られてきたファンレターの数々を読み直すと共通して同じように彼の作品を読み感化され『社会の敵』になりその後の行方が知れないという人物が多くいることを知ってしまいます。

 

霧間誠一は自分の著書が読者の特殊な能力を励起することを知り、更に特殊能力を持った読者たちは何かによって消されている事実から自分もまた何かに消されてしまうことを察してしまいます。

 

娘の凪だけは巻き込まないようにと心に決め、霧間誠一はこれまで本業としていた小説の執筆をやめ最後まで哲学書の執筆に専念します。

 

そして残された時間が少なくなったある日、散歩をしていた霧間誠一は幼い水乃星透子と出会い、彼女に直接言葉を交わします。

 

社会の敵の第一人者と未来の敵の奇妙な邂逅が描かれています。

 

後半パートでは時間軸が元へ戻り、霧間凪が連続猟奇事件を追う展開に発展します。

 

同じく統和機構として任務を受け調査をしていたモ・マーダーと協力して事件の犯人を追っていきます。

 

原作小説では霧間誠一の物語は『パブリック・エネミー・ナンバーワン』という表題で描かれています。

 

よくわからない点や原作小説に興味のある方はこちらをご覧ください。

 

 

榊原弦とは?

榊原弦とは霧間誠一の友人で格闘家であり、空手の師範代を務めています。

 

これまで登場した霧間凪や谷口正樹の空手の師匠でもあり、霧間誠一とはアルバイトということで著書の調査によく協力していると原作小説で書かれています。

 

空手といっても合気道に似たことも取り入れているようで、霧間凪は空手よりも合気道を使うシーンがよく描写されています。

 

ちなみにいざこざを起こし現在は海外を放浪しているとのことで、プノンペンに住んでいた谷口正樹とも師弟関係にあります。

 

合成人間たちの関係

スケアクロウは調査、ピジョンは情報の伝達、モ・マーダーは実行をそれぞれ役割分担して統和機構からの任務をこなしています。

 

モ・マーダーは命令によってスケアクロウと霧間誠一を消した本人であり、霧間凪とはある種因縁があります。

 

モ・マーダーとは?

モ・マーダーとは表の社会の顔として佐々木政則と名乗り、営業のサラリーマンを装って日々街を探索しています。

 

統和機構によって一応所属する会社が用意されており、電話で問い合わせても彼が所属していることになっています。

 

霧間凪に声を掛けられた際には「自分でも気味が悪いんですが、何故かこの事件の犯人と自分に共通するものがあるような気がして」とモ・マーダーは嘘をつきました。

 

しかし霧間凪に「サラリーマンの身じゃ、経費なんか出ないでだろう?言っとくけど、オレは金持ちだぜ」と一緒に調査しようと提案され、原作小説ではモ・マーダーはこの誘いを『断る理由が見つからなかった』と描写されています。

 

合成人間としての能力は掌を微細に振動させて電動ノコギリのように使うことができるそうです。

 

霧間凪が獲物に

統和機構の存在に気づいていた来生真希子は次の獲物を霧間凪へ定めます。

 

ヒントを現場に残し、霧間凪が自ら彼女の元へ来るように誘導しています。

 

霧間凪がモ・マーダーと組んだ理由

霧間凪はモ・マーダーを容疑者として睨んでいました。

 

一緒に調査をすることでモ・マーダーが犯人であるか見極めるつもりでいましたが、現場で女の子に声を掛ける際に戸惑った事からモ・マーダーは犯人ではないとされて協力関係を解除されてしまいます。

 

ちなみに霧間凪が「あんたの中の虫がちょっと騒いでいるようなものだ」とモ・マーダーに変な例え方をしていますが、これは霧間誠一の著書の中にでてくる文章の言い回しです。

 

第12話の感想・解説は以上です。

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