• ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ第1話 あらすじと感想「話を知っているのにキャラがわからない!」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ第1話 あらすじと感想「話を知っているのにキャラがわからない!」

ブギーポップは笑わない 2019年版アニメ第1話 あらすじと感想「話を知っているのにキャラがわからない!」

第1話「ブギーポップは笑わない1」あらすじ

竹田啓司は、同じ学校の後輩でもある恋人の宮下藤花を待っていた。

しかし約束の時間が過ぎても彼女は現れず、連絡も通じない。

日も暮れ始め、あきらめて帰ろうとした竹田の視界に涙を流しながらふらふらと歩く男の姿が映る。

どう見ても普通ではない男の姿に、竹田自身も、そして周囲の人間たちも我関せずを決め込んだそのとき、

不思議な人物が男に駆け寄ってくる。

大きなマントに身を包み、奇妙な帽子を被った不思議な人物。

ソレは竹田との待ち合わせをすっぽかした宮下藤花と同じ顔をしていて……。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト より

感想「話を知っているのにキャラがわからない!」

『ブキーポップは笑わない』放送開始!

街を徘徊していたエコーズを助けるブギーポップ

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

ライトノベルの刊行から20周年とかなり昔の作品が平成最後の年にアニメ化されるとして話題を集めた『ブギーポップは笑わない』。

 

第1回の地上波放送は第1話と第2話が連続して放送と豪華な作りでした。

 

かなり昔の作品ですので作品を読んでいた方も話を忘れてしまったなんてこともあったのではないでしょうか?

 

私は放送開始前に数巻だけ読み返しておいたのですが、キャラクターが今風にデザインされていたので『話を知っているのに誰だかわからない』という状態でした。

 

ちなみにですが、第1話と第2話を視聴して「わけがわからない」という感想を抱いている方はそのままで大丈夫です。

 

伏線が最後にきっちりと回収されるように作られています。

 

ネタバレにならない程度に解説も挟んでいきたいと思っています。

 

また原作小説の内容を知りたい方はこちらをご覧ください。

 

 

第1話の内容

恋人そっくりの顔をしたブギーポップと会話をして仲を深める竹田啓司

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

第1話は原作小説と同じように宮下籐花の彼氏である竹田啓司視点で物語が展開していました。

 

ブギーポップのCVが悠木碧さんですので、近年『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』でキノ役を演じていたということもあり、キャラクターの演じ分けが見事だなと思いました。

 

ブギーポップが男だか女だかわからない中性的な存在ですので、ブギーポップでのキャラクターにぴったりでしたし、ただの女子高生の宮下籐花のときはほぼ女の子verの悠木碧さんでしたね。

 

キャラクターデザイン

うまく笑えないブギーポップ

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト STORY より

 

まず末真和子が美人さんでびっくりしました。

 

原作小説のほうでは霧間凪が特に容姿が整っているという描写があるのですが、そんなに飛び切り目立っているという印象はありませんでした。

 

紙木城直子も原作小説でもモテるという描写があるので、とても可愛らしいキャラクターになっていましたね。

 

個人的にはマンティコアこと百合原美奈子が可愛かったなと思いました。

 

ブギーポップはマントや帽子などのシルエットはイメージそのままでしたが、黒いルージュをしていないのはやっぱり浮きすぎてしまうからなのかなと思っています。

 

でもやっぱり格好いいブギーポップが見たかったです。

 

解説

  • 学校の門と規則

物語の舞台となる深陽学園は原作では登下校時にIDカードを通して人の出入りを管理しているというハイテク機能がついていますが、アニメ版での登下校の描写では特にそういったところがありませんでした。

 

かなりテンポが良かったのでわかりにくかった部分ですが、深陽学園は校則で男女交際が禁止されています。

 

とはいってもかなりその部分の管理が緩く、実際に竹田啓司は宮下籐花と付き合っていますし、それを知っている風紀委員長の新刻敬にも黙認されています。

 

また登場人物の竹田啓司、新刻敬、早乙女正美は風紀委員会に所属しています。

 

  • 宮下籐花とブギーポップ

作中でブギーポップが言っていたように2重人格に近い関係です。

 

ブギーポップの存在は『Fateシリーズ』に関連する作品に登場する設定の『抑止力』と似ています。

 

ブギーポップ作中でのセリフ「ぼくは自動的なんだよ。周囲に異変を察したときに、宮下藤花の中から浮かび上がってくるんだ。だから、名を『不気味な泡(ブギーポップ)』という」がそのままブギーポップの存在理由です。

 

ちなみにブギーポップの話は男子には秘密で女子の間だけで噂されており、「人が最も美しいとき、それもその人が老いさらばえる寸前に、一瞬で苦痛もなく人を殺してしまう」という暗殺者のようなものが流れています。

 

アニメ作中でも女子達がこの会話をしており「え!?じゃあ私ヤバくない?」などと会話しているシーンがありました。

 

簡単に言ってしまうとブキーポップは世界に危機が迫ると自動的に現れるヒーローということですね。

 

 

 

第1話の感想・解説は以上です。

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