進撃の巨人アニメseason3第5話(42話)あらすじと感想『兆し』

進撃の巨人アニメseason3第5話(42話)あらすじと感想『兆し』

進撃の巨人season3 第五話 『回答』【あらすじ】

 進んでいく調査兵団解体。そして、国王の前で調査兵団がどれほど重要なのか、ということを語るエルヴィン。

 

 もう食料不足は限界に達しており、巨人の侵攻がなくとも人類の手によって人類が滅びかねないと語るのだ。その状況を打破する秘策でもあるのか、と彼は問う。

 

 しかし、彼の言葉は国王たちによって黙殺される。彼はエレンの引き渡しを拒否したことを罪として問われていたのだった。その場では、なぜかピクシスも彼の味方をしないのだった。

 

 そして協議の結果、彼は極刑になる。彼がその場へ運ばれようとしたとき、突如その部屋の扉が開く。そして彼らは、壁が突破されたという知らせを受けるのだった……。

【感想】

 エルヴィン、ピクシス達の手によって、クーデターはとうとう成功しました。これで調査兵団が解体されることもなくなり、彼らが何者かによって邪魔される心配もとりあえず公式にはなくなったと言うことです。もちろん、ケニーの存在が残っているので、彼が国として公式にではなく、何らかの個人的な感情によって彼らに反撃してくる場合には、彼らの障害となることは間違いないとはいえますが。

 

 まさかこれほどあっけなく、彼らのクーデターが成功してしまうとは思いませんでした。それまでの犠牲などを思うと、あっけなく、といってしまうのは間違いだとは思うのですが、あんな小さな部屋で起こった事件が、国政を変えるという一大事に結びつくとは想像もしていませんでした。

 

 でも、実際に国が変わるというのは、何も戦争が起こって、というだけではないんだろうな、とは思います。国としては、王、というか為政者が信頼を失ってしまえば終わりなのでしょう。そうなるだけのきっかけを、その王政はエルヴィン達に与えてしまったと言うことなのでしょう。

 

 そのクーデターの時のピクシス達の言葉はなかなかかっこいいものでした。自分たちの方がより多くの命を救える。それは確かだと思います。エルヴィンは、人類はより過酷な道を歩むことになった、といっていましたが、それでも彼らは、ピクシス達とともに生き続けるべきだったのだろうな、という風には思いました。

 

 もしあのままの王政が続いていれば、無駄な犠牲も増え続けていたことと思います。必要な場所に必要な力が置かれるわけではなく、ただ王政を守るためだけに力が使われる。それは間違いなく、人類の為の行為だとは言えません。

 

 ピクシス達は、人類の為に戦っています。それを守るために巨人たちと戦っているのです。市井の者にとっては、彼らのために力を使うことこそが、本当の生きる意味につながることなのかもしれないな、とは思うのです。

 

 さて、そんなクーデターが成功したわけですが、まだエレンを取り返すには至っていません。彼らの戦いが終わるのは、ハンジの言葉どおり、それが成功したときです。彼は果たして、巨人に食われてしまうのか。そして、彼らは一体どんな真相にたどり着くのか。次回にも期待が高まります。

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