アニメ進撃の巨人season2第4話【29話】のあらすじと感想『変身したのは』

進撃の巨人season2 第四話 『兵士』【あらすじ】
昔盗賊が根城にしていた古城で休んでいた調査兵団の面々。クリスタはそのなかで、どうして壁が壊されていないのに巨人がいるのか、という疑問をぶつける。一方コニーも、自分の家に横たわっていた巨人が母親に似ていたという話をする。しかし、ユミルはその話を笑い飛ばすのだった。
その夜、ライナーはユミルと二人では話す。そこで、ユミルはニシンの缶詰を見つける。しかし、その文字が、ライナーには読めなかった。ライナーはそこから、何かに気付く。
一方、その古城には巨人が迫ってきていた。装備を持っていないライナーたちは屋上で待機していたが、その対策もむなしく、古城の中にも巨人が入り込んでしまっていたのだった。
『変身したのは』【感想】
ライナーが扉を開けた瞬間に現れた巨人にはぞっとしてしまいました。やっぱり巨人の表情というのは人間味がないので気味が悪いですね。
しかも、立体起動装置がないという状況下で巨人に出くわしてしまうというのは、どうすることもできないので、より絶望感を味わってしまうことになります。巨人の大量発生と、上空から何かまで降ってくるという状況。そして、起動装置を持った兵士たちの消耗。
彼らの身には絶望ばかりが降ってきているような気がします。ですが、その中で、もう一人の巨人化能力者が現れます。まさかユミルがその能力を持っている人間だったとは思いもしませんでした。
巨人化能力者たちに共通する特徴は、傷を負う行為が変身に必要だということですね。それ以外は、性別なども特に関係なく、その能力を持っている人間はいるようですね。しかし、それにしてもエレンの同期にだけ異様に巨人化能力者が多いような気がします。
エレン、アニ、そしてユミル。となると、ほかにもいる人間が変身しているらしい鎧の巨人、超大型巨人、獣の巨人などもその同期の中にいるのかもしれない、という憶測が立てられるような気がします。これには根拠も何もありませんが。
ただ、コニーが言っていた、自分の家に倒れていた巨人が母親に似ていた、という言葉は、結構引っかかる節があります。
人間が巨人になるとき、その特徴が引き継がれることがあります。たとえばですが、エレンの場合は黒髪が、アニの場合は金髪と女性の体つきが引き継がれています。
もし、この特徴が、そのコニーの家にいた巨人にも適応されるとしたら、もしかしたら、その巨人も、人間が変身したものなのかもしれない、と考えられるのではないでしょうか。
もちろん、これを証明するためにはあまりにも前例が少なすぎますし、人間が巨人に変身できるなんて言うことがそんなに頻繁に起こってしまっていてはこの物語も面白くなくなってしまいます。
ですが、このあたりの情報は、今後この物語を見続けていくうえで、結構重要な要素になってくるんじゃないかな、とは考えられます。
さて、ユミルが巨人に変身して、クリスタたちを身を挺して守ろうと巨人の群れに飛び込みました。その作戦が吉と出るか、凶と出るか、その結末は、次回を待つしかありません。というわけで、次回にも期待です。