アニメ進撃の巨人season2第12話【37話】あらすじと感想『座標』

アニメ進撃の巨人season2第12話【37話】あらすじと感想『座標』

進撃の巨人season2 第十二話 『叫び』【あらすじ】

 ライナーの巨人投擲に進路を阻まれる調査兵団の面々。エルヴィンは一刻も早くエレンを連れて離脱しろ、という指令を出す。

 

 一方そのエレンは、母親の仇である巨人に襲われていた。ハンネスは「こんなチャンスがあるか?」といい、その巨人へとびかかっていくのだった。

 

 ユミルはヒストリアを救うため、どの方策をとるのがいいのか、と考える。しかし、壁内に戻っても、未来はない、と彼女は思っていた。そんなユミルに、ヒストリアはともに生きよう、といって、戦う道を選ぶ。

 

 巨人を前にしたエレンは巨人化しようとするのだったが、なぜか手を噛んでも変身できない。そんな中、徐々に彼らは巨人に押されはじめていく……。

『座標』【感想】

 第二期最終話でした。ここで明らかになったエレンの新たな能力。おそらく、それがライナーたちの言っていた「座標」という能力です。それがどうして今になって発現したのか、今まで使えなかったのはどうしてなのか、ということなどはわかりません。巨人化能力の時と同様、その発言には何らかの条件が必要らしい、ということは明らかです。しかし、これによって巨人を操ることができるらしい、というのは確かでしょう。

 

 これがなければ、ライナーたちから調査兵団の面々が帰還することはおそらくできなかったでしょう。ユミルもそれを知って、おそらくエレンに懸けるような気持ちになったのでしょう。彼に、あまりそれらしい雰囲気は見られませんが、人類の希望となりうる存在のようです。

 

 ただ、ライナーがそれを見て、どうして最悪な状態だ、というようなことを言ったのか、ということが少し気になります。

 

 たしかに、何らかの理由によって人類を滅ぼそうとしていて、巨人を人類に対してけしかけているような存在であるライナーたちにとって、巨人を駆逐することを目標に掲げているエレンが、巨人を操る能力を持っていることは確かに最悪だといえるでしょう。ですが、彼らの口ぶりからすると、きっとそれだけが理由だとは思えません。

 

 もしかすると、この座標という力には、何かもっと別の意味があるのかもしれません。巨人を操る、以上の何らかの意味が。それはまだ、分かりませんが。

 

 そして、最後の最後で、エルヴィンが笑っていたことも気になります。巨人がもしかしたら人間かもしれない、という可能性がハンジから示されて、それを聞いたリヴァイは顔をしかめていました。それはそうでしょう。人類の敵だと思っていた存在がもしかしたら自分たちと同じ人類だったかもしれない、と聞いて、平常心でいることは難しいと思います。

 

 その中で、なぜか微笑みすら浮かべている、というのは異常に映るのはそれこそ正常なことだと思います。それは果たして、本当に人類の前進を喜んだだけのことだったのでしょうか。そこにも、何か隠されている謎があるように思います。

 

 第三期では、それらの謎も明らかになるのでしょうか。今から期待が高まりますね。

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