アニメ進撃の巨人season2第2話(27話)あらすじと感想『新たな謎』

進撃の巨人season2 第二話 『ただいま』【あらすじ】
ウォールローゼが突破されたとの知らせを受けたピクシスたち。アルミンは、その知らせを受けて、巨人が巨人で出来た壁を壊すのか、ということに疑問を持つ。同時に、その壁は、巨人の硬化の能力によってできたものなのではないか、という推論も彼は話すのだった。
出撃には、なぜかニックも同行していた。彼は、壁について、巨人について、知っていることを話すべきかどうかを、実際に現状で見て判断する、というのだった。
一方、サシャたちは、避難誘導のために村へ馬を走らせていた。彼女は、その道中、過去を回想する。ウォールマリアから流れてきた人民によって、彼女らは住む場所を奪われていたのだった。
『新たな謎』【感想】
今回はサシャ回でしたが、それと同時に、巨人の新たな謎が明かされた回でもあったように思います。
まず、サシャの話から少ししていきましょう。
彼女は登場時から食い意地のはったキャラクターで、人とかかわることがあまり得意ではなさそうな雰囲気を感じさせていました。それは故郷でも一緒だったんですね。本当に、野生がそのまま人間になったように、食欲というものに忠実だったのは、そのころからだったんだな、と感じさせられるものがありました。
そして、危機を前にするとうろたえてしまう部分があるのも、巨人との初対戦の時から、あまり変わっていなかったような気がします、
でも、今回はそこで、立ち上がって巨人と生身で戦っていました。立体起動装置なしで、
巨人の動きを止めるというのはかなりの戦闘技術の裏付けであるように感じます。先ほど言ったように、サシャはどちらかといえばギャグ的な要素を担うことが多いキャラクターではありましたが、いざというときにはしっかり活躍してくれるキャラクターでもあります。今回はかなりかっこよかったですね。
抱きつぶされそうになっていたところを、素手の格闘で抜け出すというのはなかなか誰にでもできることではないと思います。たぶん、ミカサやリヴァイならやってのけてしまえることではあるのでしょうが、やっぱりエレンの同期たちが並はずれ能力を持っているらしいということはうかがえますね。
そして、今回大切なことがもう一つ。それが、巨人の新たな謎です。コニーの家に倒れこんでいた巨人。どうしてその巨人がそこに倒れているのか、ということが謎なのです。
体に比して腕や足が細すぎるため、移動してきて倒れた、ということは考えづらい体系でした。そして、肋骨も体から突き出していたりと、まるでエレンが不完全な巨人化をした時のような姿でもありました。これには、何か秘密が隠されていることは間違いないでしょう。
きっと、それが巨人という存在の根幹にもつながっていくような秘密なのだということは、なんとなく想像できます。さて、そこにどんな秘密が隠されているのか、そして、彼らが無事に帰ることができるのか、そのあたりにも注目して、次回以降を見ていきたいと思います。