進撃の巨人アニメ 第15話 あらすじ『過去と謎』

進撃の巨人 第十五話 『特別作戦班―反撃前夜②―』【あらすじ】
旧調査兵団本部。特別作戦班とともにエレンは、元は古城だった人里離れた場所へ訪れるのだった。その特別作戦班は調査兵団きっての精鋭だらけだった。
その本部は長年使われていなかったため、彼らはまず清掃からスタートする。エレンはそこで、リヴァイが上からの命令にも忠実な部分を知って驚くのだった。
一方、エルヴィンたちは一刻も早く成果を出すための壁外調査の作戦を立てていた。しかし、その作戦の裏には様々な思惑があるようだった。
その話をするエレンたちのもとに、ハンジが現れる。そして、彼女は捕えた巨人の実験に、エレンにも協力して欲しい、ということを伝えるのだった。
【感想】『過去と謎』
ハンジがひたすら変人のまま終わった回でした。彼女ももともと巨人に対して怒りを抱いていた人だったんですね。今となっては想像もできないほど、巨人に対してにこにことした態度で接している人ですが。
でも、彼女の実験がもたらしたものは意外と大切なことであるように思います。巨人に必要なものはにっこうだけであるということ、そして、その巨体からは想像できないほど重量が軽いと言うこと。
その軽さに関しては、エレンが巨人したさいに、どこからともなく肉体が生成される、ということにも関連しているのではないか、というような推察もされています。
これは結構重要なポイントであるような気もします。そして、エレンが巨人化した際にうなじの部分に本体である肉体を閉じ込めていることと、巨人の弱点がうなじである、ということの関連性なども、非常に重要なことなのではないか、というような想像はできます。
実際、それが巨人の秘密を解き明かす上でかなり重要になってくることではあるのですが、それがどういう関連があるのか、ということは今の時点ではまだ説明することはできないでしょう。
さて、今回はいろいろな謎が残されたまま終わりました。エルヴィンが一体どうしてエレンの活躍、というかエレンが成果を出すことにこだわっているのか、ということです。このあたりはまだその真相が明らかにされていませんが、きっとエルヴィンの過去や、彼が調査兵団として活躍していること等にも関連していることなのでしょう。
そして、リヴァイの過去に関してもそうです。彼は昔ゴロツキだったところをエルヴィンに拾われた、というような過去があるようですが、その彼がどうして今、調査兵団として巨人と戦うに至ったのか、というところなども物語の上では重要になってくることなのかもしれません。
そしてもう一つ、今後の展開に深く関わってくるような謎が、ソニーとビーンを屠った何者かの正体です。どうして人類が巨人のことを探るために必要だったその二体が葬られたのか、果たしてその犯人の目的は何なのか、そのあたりの謎が明らかにされるのも、次回以降に期待するしかありません。
というわけで、次回からも目が離せません。