進撃の巨人 第7話アニメあらすじ感想『反撃の嚆矢』

進撃の巨人 第7話アニメあらすじ感想『反撃の嚆矢』

進撃の巨人 第七話 『小さな刃―トロスト区攻防戦③―』【あらすじ】

 兵士たちの尽力により住民の移送は完了した。しかし、そこで犠牲になった兵士たちの数は知れなかった。

 

 そのさなか、一時撤退をしていない兵士たちの姿。それは、補給班が怖じ気づいてガスが補給できなかったからだった。そのせいで本部には巨人が群がってしまっていた。前衛がほぼ全滅してしまったなか、残っているのは訓練兵ばかり。どうしても打開できる状況ではなかった。

 

 そこへ現れたミカサはアルミンにエレンの居場所を聞く。そこで彼女はエレンたちの部隊がアルミン以外全滅したことを聞く。しかし彼女は、自らの戦力を誇示することで訓練兵を鼓舞し、本部への襲撃を敢行するのだった。

 

そこで彼女は、特殊な巨人に出会うのだった……。

【感想】

 今回感じたのは、やっぱりミカサは強い人なんだな、ということです。もちろん、戦闘力的な面で見ても、とんでもない強さを発揮していると思います。僕が言いたいのは、そういう強さではなくて、精神的な強さの話です。

 

 ずっと彼女はエレンのことを気にかけていました。そのエレンが巨人に食われた、ということをアルミンに聞かされてもなお、彼女はなんとか冷静を保とうとしました。そして、みんなで生き残るために一つの作戦(といえるほどのものでもありませんが)を実行するわけです。

 

 もちろん、彼女は気が動転していた部分もあって、そのせいでガス欠になってしまったわけですが、それでも、みんなで生き残りたい、戦わなければいけない、という思いを忘れることはありませんでしたが。そういうことはたぶん、「強い」人にしかできないことだと思うんです。

 

 でも、決してそれは冷たさや強情さに直結するわけではありません。ミカサはもしかすると冷徹な人間に見えるかもしれません。でも、前回も見たとおり、その根本には優しさがあるんです。

 

 だからこそ、「この世界は残酷だ、でも、美しい」と、そう言えるのです。きっと、この世界にはどこまで行っても優しさが残っていて、誰かが誰かのために戦っていくことができる余地が残っている、ということを彼女は知っているからこそ、そう言えるのでしょう。

 

 さて、今回も今回で状況は絶望的です。ジャンたちの前には圧倒的な力を持った巨人たちが立ちはだかっています。
でも、そんな中で、ミカサたちの前に現れた一人の巨人。その巨人はどうしてか巨人に対して攻撃をするという謎の巨人でした。

 

 その正体がなんなのか、ということは今回明らかにはなりませんでしたが、進撃の巨人の話を知っている人は、その正体がなんなのか、うすうす感づいている人もいるかもしれません。ただ、ネタバレになるので、詳しくは次回以降に。
彼女たちの目の前に現れたその謎の巨人が、人類にとっての光となるのか、はたまた、敵となるのか、そのあたりはまだはっきりと分からない状況です。

 

次回以降の展開に期待しましょう。

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