進撃の巨人アニメ 第17話あらすじと感想『新たな巨人』

進撃の巨人 第十七話 『女型の巨人―第57回壁外調査①―』【あらすじ】
シガンシナ区へのルート模索のため、壁外調査へ出た調査兵団。エルヴィンの長距離索敵陣形に展開した彼らは、巨人を警戒しながら徐々に歩みを進めていく。
初めての壁外調査に出る訓練兵たちは不安に襲われながらも、陣形を保ち、巨人との接近を避けながら進行するのだった。しかし、奇行種の出現などに会い、彼らは苦手な平地での戦闘などもしなければならないのだった。
一体の奇行種を倒した彼らだったが、その次に現れた奇行種は、女型の14m級。その奇行種の行動にはなぜか知性が見られた。
アルミンは、その巨人が超大型巨人や鎧の巨人、そしてエレンと同じような、巨人化できる人間なのではないか、と推察するのだった。
【感想】『新たな巨人』
アルミンの頭の良さが光りまくっていた回でした。前にも書きましたが、アルミンの頭の良さはある意味才能です。
今回女型の巨人が現れました。それも、その巨人は、どうやら知性を持っているらしい、ということを彼は見抜きました。その根拠も、しっかりしていて、驚かされました。その巨人は、うなじを守るだけでなく、そのうなじに攻撃してきた人間を地面にたたきつける、という食べるためではなく、命を奪うということを目的にして命を奪ったということに目をつけていました。
あの極限状態でそれだけの情報から、ある一つの結論を導くというのはそうそうできるものではないでしょう。
実際、熟練した調査兵団の先輩ですら対処することができなかった巨人に対して、有効な対処法まで編み出すというのは結構な偉業でしょう。
フードをかぶって自らの正体が分からないようにして、女型巨人から狙われる危険性を減らす、という作戦を思いつくのもすごいと思います。実際それは有効で、巨人の進行方向を制御していました。
たぶん、ジャンが襲われそうになってきたときにアルミンが叫んでいたこともきっと何かの意味があったのでしょう。それが予測通りに行ったのか、行かなかったのかは分かりませんでしたが、きっと彼のことですから、何も考えなしにあんな意味不明なことを言うわけはないと思います。
そして、もう一つ言いたいのが、ライナーのかっこよさですね
巨人に掴まれてもなお、その手のひらから逃げてくるなんて言うのはなかなかのテクニックだと思います。ほとんどまだ訓練兵時代とスキルは変わっていないのに、それでもなおあれだけ高いテクニックを持っている、というのはずば抜けた実力を持っているからなのでしょう。
ジャンの言ったとおり、ミカサがずば抜けすぎているのは確かだと思いますが、それでも、きっとライナーも、そして、ジャンも頭一つ抜けた実力を持っているんじゃないかな、と思います。
もちろん、まだ経験値が足りない分、調査兵団の先輩たちにはかなわない部分があると思いますが、それでも、彼らが今後成長を遂げるのが楽しみになります。
さて、女型の巨人はエレンのいる方へとなぜか走って行きました。その巨人の狙いは一体何なのでしょうか。今後の展開に期待です。