進撃の巨人アニメ 第11話あらすじと感想『恐怖の原動力』

進撃の巨人アニメ 第11話あらすじと感想『恐怖の原動力』

進撃の巨人 第十一話 『偶像―トロスト区攻防戦⑦―』 【あらすじ】

 エレンの巨人化の能力によって、トロスト区を奪還する作戦を実行するという決断を下したピクシス。しかし、再び巨人と戦わなければならない恐怖に打ち勝つことができない兵団の者たちは、全容のしれないその作戦に同意することができない。

 

 強大な敵を前にしても一つになりきれない人々。そんな人々の前にピクシスはエレンとともに現れる。ピクシスはエレンが政府の実験で生まれた巨人化能力の持ち主であると話す。同時に、去る者は追わない、ということも。しかし、アルミンの語る作戦は、力がそれほど無い人間は戦わなくてもいい、というような作戦だったのだ……。

【感想】『恐怖の原動力』

 ピクシスの言葉はなかなか考えさせられるものがあったように思います。「共通の敵が現れれば、人類は一つになれるのか」というものです。

 

 実際、エレンたちのいる世界では、人類共通の敵として巨人というものが存在しているわけですが、それを前にしたいま、人類は一つになったと言えるのでしょうか。

 

 きっと、国家間での戦争などが起こらなくなったという点では、一つになったと言えるのかもしれません。言ってしまえばこの壁の中は、バベルの塔の逸話で有名な、共通の言語がある世界であるため、一つになること自体は、難しくないのだと思います。

 

 そして、人類としての団結力としても、やはり国家間の隔たり、言語の隔たりがない分、ある程度高まってはいるのではないか、と推察することはできます。「巨人に存在を脅かされている者たち」、という共通認識ができあがっているからなのでしょう。

 

 でも、その中で、本当の意味で一つの敵に向かって結集しているのか、と問われると、それは違うようにも感じます。

 

 というのも、なんとしても人類のために巨人を倒したい、と願っているような人があまりに少ないように感じるからです。おそらく、調査兵団に入っている人たちは、そういう巨人への対抗心のようなものを強く持っている人だと思うのですが、志望する人の多さとしては、憲兵団、駐屯兵団のような、いわゆる「安全」が保証された団の方が圧倒的勝っています。

 

 もちろん、巨人という人知を超えた存在に対する恐怖が先に立っているからでしょう。でも、それに対して直接戦わないにせよ、何らかの手段で戦うという手段はのこされているはずです。なのに、それをしようとする者が少ない。

 

 これが、本当に一つになった人類、といえるのでしょうか。その中ではもちろん争いも起こっています。それで本当に一つになったといえるのでしょうか。

 

 巨人という謎の存在。その存在が一体どういう経緯で生まれたのか、ということはまだ分かりません。でも、きっとこのあたりの考え方は関連しているような気がします。

 

 さて、そんな一つになりきれていない人類の希望としてエレンは巨人化したわけですが、その途端なぜかミカサを襲いだしてしまいました。一体どうしてそんなことが起こってしまったのでしょうか……。

 

 これからの展開から目が離せません。

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