番傘職人の山形県の古内清司さんについてや和傘の違いなど解説、又お勧め品楽天5選 二代目和風総本家
今回二代目和風総本家では山形でただ一人の番傘職人の古内清司さんが紹介されます。
番傘というと一般の人ではなじみが薄いと思いますが、最近ではコスプレなどに使用されますね。
という事で今回は番傘職人の古内清司さんと番傘などの和傘の種類や歴史についてご紹介させていただきたいと思います。
番傘の歴史
番傘とは和紙を張った雨傘のこと。しっかりとした骨組みの和傘が番傘です。
和傘の始まりは平安時代前後に仏教やお茶等と同じく中国から伝来したと言われています。
当時は一般的には使われておらず、権威の象徴として使用することが主でした。
また、閉じることはできず、開いたままだったようです。
番傘は江戸時代に生まれ、庶民の間に広がり好んで使用されたようです。
和傘の種類
和傘には番傘、蛇の目傘、日傘・舞傘があります。
番傘
柄は竹で作られ、がっしりとした骨太な作り。
オシャレなものではなくあまり飾り気のないシンプルさが魅力な和傘です。
蛇の目傘
柄は木棒で作られ、持ち手の部分には籐を巻いた作り。
蛇の目模様になるように和紙を張りあわせる作りに。番傘とは打って変わり、オシャレな和傘になっています。
日傘・舞傘
番傘や蛇の目傘と違い、防水加工が施されてない和傘。和紙本来の色や型染めされた模様を楽しめます。
山形の和傘職人・古内清司
寛政元年(1789年)より続く山形和傘の伝統を今も守っている古内清司さん。
32歳より先代の父へ師事。
先代の隠居後からは全行程を一人で行っています。現在も3代目として山形和傘の作製を続けています。
過去にロサンゼルス・ジャパン・エキスポ、タイ・バンコク・アジアクラフトフェアにも出典経験があります。
座右の銘は先代から何度も言われた言葉「使う人の身になって作れ」
オススメ番傘5選
古内さんの作品ではございませんが、楽天市場で販売されている番傘で良さそうな物が何点がございましたのでご紹介します。
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番傘m 赤 1本通 税込9,000円
日本舞踊・舞踊・演劇・文化祭のお稽古はもちろん、本番にもどうぞ。他にもコスプレなど小道具として扱うことができます。
*雨の日はお使いいただけません。
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実用京番傘 税込26,018円
舞台などの使用はもちろん、防水加工がしっかりと施されているため実用品としても扱えます。
日本に数少ない和傘職人による強化撥水加工された番傘です。
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特選 上番傘 税込6,300円
親骨48本の骨太な作り。
防水加工もされていて雨天使用可能です。
傘を開いた時のハジキの音など、和を堪能できる一品です。
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日吉屋・京和傘 / 特選番傘 1.9尺 税込28,000円
日吉屋の番傘は、番傘にも関わらず蛇の目に劣らぬ高級感を醸し出し、オシャレな番傘になっています。
昔ながらの素朴で重厚感あふれるデザインが特徴。
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特選 番傘(白) 税込32,940円
昔ながらの手法で丹精込められて作製されおり、職人の誇りが感じられる番傘。
簡素ながらも素材の良さを活かした気品が漂い、渋い逸品。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
山形和傘の伝統を守る山内さんの誇りが感じられた気がします。
本放送ではさらに詳しい部分も見れると思いますので今から楽しみです。
現代では洋傘を使うことが多いですが、あえて和傘を使うのも情緒が感じられて良いかもしれませんね。
本記事を読むことで少しでも番傘の魅力が伝われば幸いです。
ありがとうございました。